クルマを降りる際に、車内に置きっぱなしにしてはいけないもの5選

車内に置きっぱなしにしてはいけないもの5選 アイキャッチ 車の情報

夏の暑い日が続いていますが、その暑い季節にもエアコンの効く移動手段としてクルマが重宝されていると思います。

そんな暑い夏の日にも、目的地に着いたらクルマを降り、用事やレジャーを楽しむためにクルマに戻るのまで時間が経ってしまうこともあります。

クルマを降りる際に、クルマの中に置いたままにしておくと危険なものが多くあります。

今回は、クルマの中に置いたままにしておくといけないもの5選紹介します。

ロリポップ

クルマの中に置いたままにしておくと危険なもの5選

アルコール消毒液

車内に置きっぱなしにしてはいけないもの5選 アルコール消毒液

コロナ禍に携帯できるアルコール消毒液を持参し、クルマの中に戻る時などに使用するケースも多くいらっしゃるのではないでしょうか?

また、コロナ禍が終わったとはいえ、新たな生活様式として現在もそのような対策をしている方もいらっしゃると思います。

この、アルコール消毒液を車内に置きっぱなしにすることは大変危険です。

車内の温度上昇に伴い、気化し車内全体にアルコールが充満する可能性もあり、そのような状態ですと、タバコの火や静電気などの小さな火種を引き金に、引火する危険性があります。

クルマで出かける際には、携帯できるアルコール消毒液を持ち、車内から出る際にはアルコール消毒液は車内に置きっぱなしにしないようにしましょう。

ペットボトルや缶の炭酸飲料水

車内に置きっぱなしにしてはいけないもの5選 ペットボトル

炭酸の入ったペットボトルを高温の車内に置きっぱなしにすると、内部の空気がパンパンに膨張して破裂する可能性があります。

ペットボトル同様、缶の炭酸飲料水では、蓋を開けていないことにより内部の空気が膨張をし、破裂する可能性があります。

もし、このようなことが起きてしまうと、内装を掃除するのも大変ですし、カーナビなどの電子機器に付着することで、故障の原因にもなりかねません。

また、水入りのペットボトルを置きっぱなしにするのも大変危険です。

収れん火災と言って、虫メガネなどのレンズに太陽光が一点集中して起こる火災が、直射日光を浴びることで水入りのペットボトルでも起こる可能性があります。

ペットボトルや缶の炭酸飲料水などを車内に置きっぱなしにしましょう。

ガスが入っているライターやガスボンベ、スプレー類など

車内に置きっぱなしにしてはいけないもの5選 ガスボンベ

夏のレジャーで、バーベキューやキャンプに使うために、ガスボンベを持っていたり、虫除けスプレーや日焼け止め、制汗スプレーなど夏のレジャーに役立つアイテムを持参することが多いと思います。

このようなガスが入っているものを、高温の車内に置いておくと、爆発する可能性が高くなります。

爆発することで、火災になり、自車に限らず他のクルマにも飛び火する可能性もあり、大惨事になってしまいます。

また、喫煙者はライターを持参していると思いますが、このライターも同様、車内に放置することで高温になり破裂し、最悪の場合火災にも発展しかねません。

レジャーで使うガスボンベや虫除けスプレーなどは、目的地に着いたら車内に放置せずに、クルマの外に出し、ライターなども車内に置きっぱなしにしないようにしましょう。

スマホ、タブレット、パソコン等の精密機器

車内に置きっぱなしにしてはいけないもの5選 スマホタブレットパソコン

今や、当たり前のように生活の必需品となったスマホやタブレット、パソコンなどは、クルマに乗る際にも持っていくことが普通となっています。

タブレットは、車内で動画を楽しんだり、パソコンは車内でお仕事をするために持ち運びをする方も多いかと思います。

そんな精密機器は、高温かつ多湿に弱く、夏の車内に置き忘れると故障する可能性が高くなります。

このような精密機器には、リチウム電池が使用されており、直射日光や高温多湿に弱く最悪の場合は発火する危険があります。

タブレットを前席のヘッドレストやバックレストに装着している場合や、スマホをカーナビ代わりに使用するなど、タブレットホルダーやスマホホルダーを使用しているケースが多く、クルマから降りる際にそのまま放置するケースもあると思います。

数分の短時間でも、精密機器に与えるダメージも多く、発火する危険性などを考え、車内から持ち出すようにしましょう。

車内に置きっぱなしにすることで、盗難などの車上荒らしのリスクも減らすことができます。

ETCカード

車内に置きっぱなしにしてはいけないもの5選 ETCカード

特に多くの方がやりがちなのが、「ETCカード」をETC車載器に入れっぱなしにする行為です。

実は、ETC車載器は国産メーカーのものであれば、ほとんどが85℃までは動作を保証している物が多いです。

しかし、肝心なETCカードに関しては熱に弱いのが特徴です。

ETCカードが、熱により変形などしてしまうと、読み取り不良になってしまったり、無線が出なくなってアンテナ通信ができなくなったりします。

さらに、ETCカードに埋め込まれている「ICチップ」は特に熱に弱く動作保証温度が45度~50℃前後とされています。

JAFのテストでは、白いボディからのミニバンにおいて車内平均気温47℃、車内最高温度52℃、ダッシュボード最高温度79℃という結果が出ていおり、黒いボディカラーでは5℃から6℃高いという結果になっているので、ETCカードは車載器から取り出すようにしましょう。

ただし、車に戻ってそれから高速道など使う場合には入れ忘れをしないようにしましょう。

さいごに

毎年のように夏は、過去最高気温や◯日連続猛暑日が続くなど、年々暑い夏になっています。

夏場は暑いのでクルマを使うことも、便利なので機会も多くなると思います。

分かっていても、ついつい置き忘れることもありますが、特に暑い夏場では今回紹介した車内に置きっぱなしにしてはいけないものには注意し、放置しないようにしましょう。

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