今回は、「2024年4月」の納期の早いランキング(スバル・三菱自動車)についてお伝えします。
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第1位 レガシィ アウトバック 平均納期2ヶ月
第1位は、レガシィ アウトバック(以下アウトバック)になりました。
アウトバックは、DセグメントのクロスオーバーSUVで、現行型は6代目となっております。
プラットフォームはインプレッサやフォレスター等で採用済のスバルグローバルプラットフォーム(SGP)に刷新され、エンジンは1.8Lターボ(日本仕様)となっています。
インテリアにはスバル車初となる11.6インチモニターを搭載し、コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」を採用しました。
アイサイトは、高度運転支援システムである「アイサイトX」が標準装備されており、ステレオカメラの広角化、前後4つのレーダーの採用、ソフトウェア性能の向上、電動ブレーキブースターの採用により、前側方プリクラッシュブレーキ・前側方警戒アシスト・緊急時プリクラッシュステアリング・エマージェンシーレーンキープアシストで構成されています。
アウトバックは日本市場ではフラッグシップモデルとなっており、ボディサイズも最大で高級感あふれるエクステリアデザインが魅力的な車種です。
価格:425.7~451.0万円
第2位(同率1位) WRX S4 平均納期2ヶ月
第2位には、WRX S4がランクインしました。
WRXは2014年から販売されているスポーツセダンで、1992年に世界ラリー選手権(WRC)のために作られたインプレッサWRXを起源とする車種です。
現行型は2代目となり、2021年より販売されています。
パワーユニットには、初代から排気量を400cc拡大した2.4 L直噴ターボDITエンジンであるFA24型(FA24F)へ換装され、トランスミッションは初代WRX S4の「スポーツリニアトロニック」を基に、加速性能を高めるためレシオカバレージ(変速比幅)が拡大され、併せて、騒音と振動を低減しています。
新開発された変速制御を採用した「スバルパフォーマンストランスミッション」が採用され、チューニングされた8速パドルシフト(日本仕様WRX S4では8速マニュアルモード)を備え、より速いシフトチェンジとブリッピングシフトダウンのためのスポーツシフトコントロールを採用しています。
エクステリアデザインには、新たな共通デザイン哲学である「BOLDER」をWRXのキャラクターに合わせて適用され、フロントフェイスはヘキサゴングリルを起点として立体的で彫りの深い造形となり、バンパーはワイド&ローが強調され、フェンダーは張り出しが強くなり、よりエッジの効いたスポーティなデザインとなっています。
価格:447.7~502.7万円
第3位(同率1位) レヴォーグ(2.4Lグレード) 平均納期2ヶ月
第3位にはレヴォーグがランクインしました。
レヴォーグは、国内市場でも希少なステーションワゴンタイプの乗用車です。
以前販売されていた、レガシィツーリングワゴンの後継モデルとなる車種で、レガシィツーリングワゴンがモデルチェンジをするたびにボディサイズが拡大され、人気が落ちていたが、レヴォーグは5代目レガシィツーリングワゴンより全長およびホイールベースともに100mm短縮し、全高を50mm低く設定することで、日本の交通環境で取り回しのしやすいボディサイズになりました。
2代目となる現行型は、2020年より販売されており、エクステリアに新デザインコンセプトとなる「BOLDER」が量産車で初採用され、「ヘキサゴングリル」は立体的かつワイドに構えたデザインとなり、リアコンビネーションランプは機能を集約してコンパクトデザインとなった一方、フェンダーはフロント・リア共に大きく張り出した造形となっています。
搭載されるエンジンは当初、新開発の1.8 L直噴ターボDITエンジンであるCB18型のみでありましたが、2021年11月の一部改良により、2.4L直噴ターボエンジンであるFA24型エンジン搭載モデルも設定されています。
1.8Lグレードに関しては、2~3ヶ月となります。
価格:434.5~502.7万円
第4位 クロストレック 平均納期2ヶ月~3ヶ月
第4位には、クロストレックがランクインしました。
クロストレックは、CセグメントのコンパクトクロスオーバーSUVで、先代のXVの後継モデルになります。
2022年に、通算3代目となるフルモデルチェンジを行い、このモデルから全世界共通で「クロストレック」の名称に統一されました。
搭載されるエンジンは、先代のXVに設定のあった1.6Lモデルは廃止され、2.0L e-BOXERのみとなっています。
アイサイトは、新世代型に更新され、ステレオカメラユニットは画像認識ソフトウェアや制御ソフトウェアの改良により画角が約2倍に拡大され、ユニット自体をフロントガラス取り付け式に変え、レンズに誤って触れることがないようにレンズフードが追加されています。
ユーロNCAP試験項目への対応として、欧州、豪州、中国市場仕様ではスバル車として初めてファーサイドエアバッグ(運転席と助手席との間のエアバッグ)が搭載されており、安全面の高さが伺えます。
価格:266.2~328.9万円
第5位(同率4位) レイバック 平均納期2ヶ月~3ヶ月
第5位には、レイバックがランクインしました。
レイバックは、レヴォーグのクロスオーバーSUVの派生モデルとなっています。
レヴォーグに対して、全長で15mm、全幅で25mm、全高で70mmそれぞれ拡大されており、最低地上高はレヴォーグの1.8L車よりも55mm高い200mmに設定され、タイヤとバンパーを障害物を乗り越えやすい角度に設計されたことで、山道などの悪路での走破性が高められています。
車両型式はレヴォーグの1.8L車と同じVN5型となり、グレードは「Limited EX」のみとなります。
価格:399.3万円
三菱自動車
第1位 アウトランダーPHEV 平均納期1~2ヶ月
アウトランダーは、ミドルサイズのSUVです。
現行型は2021年に9年ぶりにフルモデルチェンジを行い、3代目となりました。
エクステリアデザインには、2019年のジュネーブモーターショーおよび東京モーターショーで登場した電動SUVコンセプト「エンゲルベルクツアラー(ENGELBERG TOURER)」を源流とした新コンセプト「BOLD STRIDE(ボールド・ストライド)」を掲げ、堂々とした存在感のある佇まい、大地を踏みしめる力強さ、新しい一歩を踏み出す頼もしさのすべてを表現しています。
フロントデザインコンセプトの「DINAMIC SHILED(ダイナミック・シールド)」は新世代化されたデザインとなっています。
インテリアデザインには、走行時の車体姿勢の変化をつかみやすい水平基調のHORIZONTAL AXIS(ホリゾンタル・アクシス)を進化させて採用しています。
日本向けPHEVモデルは、エンジンは2代目(PHEVモデルとしては初代)から4B12型が踏襲されるものの、モーターや駆動用バッテリーの出力が向上されたことで、アクセルペダルを強く踏み込む場合でも極力エンジンを始動せずにEV走行の維持が可能となり、駆動用バッテリーの総電力量を20kWhに大容量化されたことで、エアコン使用時でも十分な航続距離が確保され、充電頻度を低減できるなど実用性にも富んでいます。
価格:499.51~630.41万円
第2位(同率1位) エクリプスクロス 平均納期1~2ヶ月
エクリプスクロスは、コンパクトSUVになります。
三菱自動車のグローバル戦略車として、2017年10月の欧州への出荷を皮切りに、11月に豪州・ニュージーランド・ASEAN地域、2018年1月に北米に向けて出荷しており、最終的に約80ヶ国へ展開する計画であるとしています。
デザインテーマは「VIBRANT&DEFIANT(躍動、そして挑戦)」で、アスリートがクラウチングスタートから走り出す瞬間を表現しています。
フロントデザインには、三菱自動車の最新デザイン言語である「ダイナミックシールド」をさらに進化させて採用しています。
前傾したリヤウインドウ、テールゲートを直線的に落とし込みオーバーハングを切り詰めたリヤエンド、大きく張り出した筋肉質な前後のフェンダーにより、三菱自動車はこの車を「クーペSUV」と表現しています。
2020年12月のマイナーチェンジにより追加されたPHEVモデルには、アウトランダーPHEVにも採用されている直列4気筒2.4LMIVECエンジンの「4B12」型に、前後1基ずつの高出力モーター、13.8kWhの大容量駆動用バッテリーを組み合わせたPHEVシステムを本車種向けに制御を最適化して搭載しています。
走行モードは駆動用バッテリーの電力でモーター駆動する「EV走行モード」、エンジンで発電した電力でモーター駆動する「シリーズ走行モード」、エンジンで発生した動力で走行し、モーターアシストを行う「パラレル走行モード」の3種類があり、走行状況に応じて自動切り替えする。
価格:277.31~465.08万円
第3位(同率1位) RVR 平均納期1~2ヶ月
RVRは、初代・2代目は4/5ドアトールワゴンとされていましたが、現行型の3代目からはコンパクトSUVとして販売されています。
従来のRVRとはコンセプトが大きく異なる本モデルにおいてその名を復活させた理由については、時間と経費をかけずに売り込むことができる方法を思案した結果、三菱の持っている資産(登録商標やブランドイメージ)を活用するのが得策と考えた結果、RVRが復活しました。
ボディには、衝突安全強化ボディRISE(ライズ)が採用され、高エネルギー吸収構造と高耐力キャビン構造と高張力鋼板の採用で、正面衝突をはじめオフセット衝突、側面衝突、後面衝突など、全方向の衝突安全性を飛躍的に向上させています。
価格:230.67~283.25万円
第4位(同率1位) デリカD:5(標準・アーバンギア) 平均納期1~2ヶ月
デリカD:5は、SUVテイストのミニバンで、世界で唯一のオールラウンダーミニバンを基本理念に開発されています。
ボディには、世界販売戦略シャシを用いて設計される三菱・GSプラットフォームの小型車版PMを用いています。
ただし本車種では、オフロードを走行できるRVとしての剛性を得るため、同プラットフォームにリブボーンフレーム(ほ乳類の肋骨のように、ボディフレームの結合部の断面を確保することによって生まれた、環状型の骨格構造)と、アンダーボディに大型のクロスメンバー(剛性補強部品)と低床設計を採用しています。
四輪駆動システムには、アウトランダーをベースにしていることから、同様の電子制御4WDを採用しています。
燃費のよい「2WD」、路面状況や走行条件に応じて、前後に駆動力を適切に配分する「4WDオート」、高い走破性が得られる「4WDロック」の3つを、ダイヤル式のドライブモードセレクターを採用し、走行中でも切り替えることができます。
しかし機械式のローギア(トランスファ)を備えた歴代デリカから比べると、極悪路の走破性には劣るといわれています。
価格:415.69~462.22万円
第5位 ekクロスEV 平均納期2ヶ月
ekクロスEVは、クロスオーバーSUV軽トールワゴンになります。
ベースとなるekクロスのBEV版であり、三菱での軽乗用規格のEVはi-MiEVが2018年4月の改良で登録車(小型車)に移行されて以来、約4年ぶりとなります。
日産のサクラとプラットフォームを共用しており、二輪駆動車のみの設定となっています。
駆動用バッテリーはi-MiEVの16kWhからアップされて総電力量20kWhとしており、充電ポートは普通充電(AC200V/14.5A)と急速充電の2種類を備えています。
3種類のドライブモードを搭載しており、市街地走行向けの「NORMAL」、モーター出力を控えめにして電力消費を抑える「ECO」、アクセル量に応じて積極的な加減速が可能な「SPORT」から切替が可能です。
エクステリアデザインには、兄弟車であるサクラが専用ボディを有しているのに対し、「カーボンニュートラル(脱炭素化)を実現するためにEVを選択肢のひとつに気軽に入れてほしい」という考えから、eKクロスEVは必要最小限の変更としています。
eKクロスEVは、日産サクラと共に、軽自動車では初めて「2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた輝かしい実績を持っています。
価格:254.65~308.11万円
さいごに
2024年4月版、納車の早い車種(スバル・三菱自動車)についてお話しました。
スバルと三菱自動車に関しては、主力となる車種に関して、納期が短いのでユーザーとしては選択肢が広がると思います。
グレードやカラー、装備品などの追加で納期が異なっており、意外に早い納車が可能となる車種もありますので、詳しくは販売店にお問い合わせください。
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