気象庁によると、2024年6~8月にかけての3ヶ月の気温は全国的に高い見込みであり、北日本、東日本、西日本の全てにおいて平均気温が高くなるとの予想がされています。
今年の4月を振り返ってみると、全国的にかなり気温が高く、北日本、東日本、沖縄・奄美では統計開始以降、4月として1位となる高温となっていたのです。
そして、今年はエルニーニョ現象(太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より高くなり、その状態が1年程度続く現象のこと)や、ラニーニャ現象(同じ海域で海面水温が平年より低い状態が続く現象)の影響により、「観測史上1位の暑さ」になる可能性があるとされています。
夏休みのレジャーでお出かけや、お盆休みなどで帰省する際に、クルマを使われる方も多くいらっしゃると思います。
そんな暑い中、車内を涼しく過ごすためのアイテムを導入することで、より夏のお出かけを快適にします。
今回は、暑い夏を快適に過ごすカー用品3選を紹介します。
月額99円から。容量最大1TB!ブログ作成におすすめのWordPressテーマ「Cocoon」も簡単インストール暑い夏を快適に過ごすカー用品3選
クールカーシート(シートクーラー)
クールシートは、高級車などに標準装備されていることが多く、シートそのものに冷却機能が組み込まれていて、シート内に設置されたファンが空気を循環させ、シート表面の温度を下げる機能を持ち、冷たい空気を送り込むことで、体から熱を逃がし、涼しさを感じさせます。
そんな高級車に標準装備されている機能を、後付けで装着することができます。
クールカーシートのメリットは、高温多湿な環境での運転中に、シートが冷たく保たれることで快適性が向上します。
また、通気性が向上し、汗をかきにくくなるため、シートが湿ることを防ぐことができます。
さらには、長時間運転による熱中症のリスクを減少させ、健康に良い影響を与えることがあります。
このような、後付けタイプのクールカーシートは、既存のシートに取り付けるだけなので、気軽に装着する事ができますし、電源はシガーソケットなどから取ることができるので、届いたらすぐに導入できるのも大きなメリットになります。
導入する際には、ご自身のクルマのシート形状やサイズに合うかを確認して取り付けるようにしましょう。
車載扇風機
車載扇風機は、車内の空気を循環させるために使用される小型の扇風機で、エアコンの補助として使用されることが一般的です。
車載扇風機のメリットは、車内の空気を循環させることで、暑い空気を効果的に排出し、快適な車内環境を保ちます。
また、エアコンと併用することで、冷却効率を高め、エアコンの負担を軽減するので、燃費を向上させバッテリーの消耗を抑えます。
車載扇風機には、クリップ式、吸盤式、据置式などがあり、クリップ式はクリップでヘッドレストやエアコンの吹き出し口などに簡単に取り付けられるタイプで、位置を自由に調整できるため、風の向きを変更しやすいです。
吸盤式は、吸盤でフロントガラスやダッシュボードに取り付けるタイプで、安定性が高く、固定がしっかりしているため、振動によるズレが少ないです。
据置式は、座席やコンソールボックスなどに置くタイプで、移動が容易で、設置場所を選ばないので、運転中以外でもアウトドアシーンでも使用することが出来ます。
なかには、首振り機能付きの商品もあり、広範囲に風を送ることができ、車内全体の空気を効率的に循環させることができるものもあります。
車載扇風機は、エアコンの補助や車内の空気循環に役立つ便利な装置で、適切な種類を選び、安全に設置することで、快適な車内環境を維持することができます。
特にエアコンの効きが悪い車両や、後部座席の快適性を向上させたい場合に効果的です。
サイドシェード
サイドシェードは、自動車の側面窓に取り付けるシェード(遮光カーテン)のことで、主に直射日光を遮り、車内の温度を下げるために使用されます。
サイドシェードを取り付けることで、直射日光の遮断やプライバシーの確保、後部座席での子供やペットの快適性を向上させます。
設置方法には、カーテンタイプや吸盤タイプ、窓の上部に取り付けられ、使用しないときには巻き上げて収納できるロールアップタイプなどがあります。
素材には、メッシュタイプもあり通気性が良く、視界を確保しながら日差しを遮るものもあります。
ただし、使用する際には運転中の視界を妨げないように、シェードの位置やサイズに注意しましょう。
特に、走行中はフロントガラス、フロントサイドガラスには取り付けないようにしましょう。
さいごに
今回紹介したアイテムは、手軽に導入できて効果の高いものばかりでしたね。
冒頭でもお話した通り、2024年の夏は観測史上1位の暑さになる可能性が高いので、クルマの暑さ対策もしっかりしてお出かけするようにしましょう。
少しの工夫で、快適な車内環境を整えることができます。
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