普段、みなさんが利用するガソリンスタンドはフルサービスが多いですか?セルフ式ガソリンスタンドを利用するほうが多いですか?
今や、3軒に1軒はセルフ式ガソリンスタンドになっているようで、街中を走っていてもセルフ式ガソリンスタンドが多く見受けれるようになりました。
筆者が学生時代にアルバイトをしていたフルサービスタイプのガソリンスタンドも、今ではセルフ式ガソリンスタンドに変わっていて、時代の流れだなと感じました。
しかし、セルフ式のガソリンスタンドが増えて、これまでフルサービスのガソリンスタンドを利用したくても、できないことも多くなっているかもしれません。
セルフ式ガソリンスタンドを利用することが、難しそうだったり、怖いと感じる方もいらっしゃるかと思います。
今回は、セルフ式ガソリンスタンドを安全に利用する際の注意点やNG行動についてお話しますので、これからセルフ式ガソリンスタンドを利用しようとしている方や、すっかりセルフ派だよと言う方も、NG行動についておさらいができると思います。
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火気のあるものを持ち込むこと
これは、セルフ式ガソリンスタンドに限らず、「ガソリンスタンド」に入る際にやってはいけないことで、火気のあるものを持ち込むことは絶対にやめましょう。
火気というのは一般的にライターなどが挙げれるが、タバコも火が付いた状態で持ち込むのは厳禁だ。
さらに身近なもので、よく知られていないのが「携帯電話」を使用しながらの給油もNGだ。
携帯電話には、端末が発する電磁波や静電気によって引火のおそれがあることから、使用NGになっている。
また、セルフ式ガソリンスタンドの給油機には、「静電気除去シート」が設置してありますので、給油前に静電気除去シートに触れてから使用することで、安全に利用することができます。
携行缶への給油
災害時などに備えて、予備のために携行缶にガソリンを持っておこうと考える方もいらっしゃると思いますが、携行缶への給油は基本的にはNGとなっています。
セルフ式のガソリンスタンドでも、「携行缶への給油はできません」や「自動車以外への給油はご遠慮ください」などの貼り紙がされているところも多くあります。
こうした携行缶への給油に関してNGな理由の背景には、2019年に「京都アニメーション」での放火事件をきっかけに、携行缶への給油に関する取り決めが厳格されることとなったのです。
しかし、ガソリンを販売するため容器に詰め替えるときは、顧客の本人確認、使用目的の確認及び販売記録の作成を行うことと、省令が施工されたことにより、ガソリンを別容器に給油する際には、本人確認をすることや、セルフ給油取扱所におけるタブレット端末などによる給油許可、給油取扱所における屋外での物品販売などに加えて、携行缶への給油は購入者ではなく従業員がおこなう決まりとなっています。
このように、利用したい方は上述したことを踏まえて、ガソリンスタンド内の従業員に訪ねたほうが良いだろう。
オートストップ機能作動後の追加給油
セルフ式のガソリンスタンドで給油を行ったことのある方はお分かりであろうことですが、セルフで行う給油機には満タンになったところで、給油機がストップするオートストップ機能がついています。
しかし、このオートストップ機能が作動したあとでも、給油口を覗くと満タンにはなっていないと思い、追加給油する方も見受けられますが、絶対にやめてほしい行動です。
なぜNGなのかというと、「吹きこぼれ」の原因になりかねないからだ。
ガソリンが吹きこぼれることにより、ボディの塗装を傷めてしまうし、何より引火のリスクが大きくなるため、オートストップ機能作動後の追加給油をしてはいけません。
エンジンをつけっぱなしでの給油
セルフ式ガソリンスタンドの給油中に、稀にエンジンをつけっぱなしにして給油をしている方を見かけることがありますが、これは絶対にしてはならない行動です。
もはや、常識やマナーと言った概念だけでなく、法律で義務化されていることなので、エンジンをつけっぱなしでの給油は絶対にやめましょう。
給油中に、なにかの拍子でクルマ自体が勝手に動いたりした場合に、ガソリンを撒き散らしてしまい火災の原因になりかねないでしょう。
法律で決められていることですし、何より危険なので必ず給油中はエンジンを切ることにしましょう。
さいごに
筆者は、セルフ式ガソリンスタンドを利用することが99.9%くらいですが、自分の思った通りに給油が気軽にできるので便利ですよね。
今回お話したことを最低限守れば、セルフ式ガソリンスタンドを利用することのハードルは高くありません。
給油機に近づけば、給油機通りに従っていけば簡単に自分で給油ができるので、積極的に活用するのをおすすめします。
セルフ式のガソリンスタンドでは、従業員がやってくれる洗車の他にも、セルフ洗車機が設置しているお店も多いので、気軽に利用できるのはメリットが高い。
今後も、セルフ式ガソリンスタンドは多くなっていくでしょうから、安全に利用できるように気をつけていきたいですね。
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