イタリアらしいオシャレでかわいいデザインだけではないFIAT500 (チンクエチェント)

新車レビュー

FIAT 500(フィアット 500)は、イタリアの自動車製造会社のフィアットが製造・販売する自動車である。

フィアット 500(FIAT 500)の歴史は古く初代モデルは1936年から登場しており、現行型の3代目となるモデルは2007年より販売開始されている。

日本国内でも、見る機会は少なくないので街中でこのクルマを見ると国産車にはない独特のデザインと雰囲気を感じられるクルマで、注目度は高いだろう。

フィアット500 リアビュー

何よりも、日本の道路状況で扱いやすい車格と、おしゃれなデザインがウケて、乗っているオーナーを見ると女性のユーザーが半分以上は占めているのではないかと思うぐらい、女性ドライバーが多い気がする。

今回は、フィアット500についてお伝えしていきます。

車名の由来は、最初期型の排気量の「500」からきており、500をイタリア語でチンクエチェントと呼び、愛称でチンクとも呼ばれたりする。

フィアット500の価格は

1.2 Pop200万0,000円
TwinAir Pop241万0,000円
TwinAir Lounge276万0,000円

あなたなら何色を選ぶ?どのカラーもFIAT 500には合うんです

エクステリアデザインは、選ぶ車体のカラーによってもその車の印象を変えます。

フィアット500には、4色のカラーラインアップでユーザーの好みで選べる。

Bossa Nova White(ボサノバ ホワイト)

フィアット500 Bossa Nova White(ボサノバ ホワイト)

ボサノバ ホワイトは濁りのない純白ボディーが魅力的だ。

Pasodoble Red(パソドブレ レッド)

フィアット500 Pasodoble Red(パソドブレ レッド)

イタリアの情熱を感じるパソドブレ レッド

Mint Green(ミントグリーン)

フィアット500 Mint Green(ミントグリーン)

愛着がわき、どんなシーンでも爽やかさを生み出すミントグリーン

Ice White(アイスホワイト)

フィアット500 Ice White(アイスホワイト)

3層仕上げのパールペイントで、深みのあるアイスホワイト

以上のように、カラーバリエーションはお世辞にも多いとは言えないが、どれも500に合うカラーバリエーションになっているので、好みの色が見つかるだろう。

小排気量ながら、優れた加速を持ち低燃費にも寄与する2つのエンジン

フィアット500には、グレード別によって搭載されるエンジンが異なる。

1.2L 8Vエンジン

フィアット500 1.2L 8Vエンジン

1.2Popに搭載されるエンジンは、排気量1,240ccとなっており長く親しまれているFire(ファイヤー)シリーズエンジンにリファインを重ねることで圧縮比を上げ、パワーアップを図り、同時に動力性能を一切損なうことなく同クラス中トップの燃費経済性を達成している。

エンジンの最高出力は、51kW(69PS)/5,500rpmで発生し、最大トルクは102Nm(10.4 kgm)/3,000rpmと、低い回転数で生み出すことが特徴だ。

0km/hから100km/hまでの発進加速テストでは12.9秒を達成し、卓越した燃費経済性と優れた加速性能を両立させることに成功している。

1.2 8Vエンジンの燃費は、JC08モードで19.4km/Lとなっている。

TWIN AIR

フィアット500 TWIN AIR

TwinAir PopとTwinAir Loungeに搭載されているエンジンは、875ccインタークーラー付きターボエンジンで、可変吸気バルブタイミングMultiAirテクノロジーを導入、吸気効率・燃焼効率を追求しパフォーマンスとエコノミーを高次元でバランスさせた2気筒8バルブエンジンとなっている。

最大出力は、63kW(85PS)/5,500rpmで発生し、最大トルクは145Nm(14.8 kgm)/1,900rpmという低回転域にて発生する。

直列2気筒特有の振動もカウンターバランサーシャフトで抑え、幅広い回転域でストレスの無い加速とドライブフィールを実現し、さらには前後長の短い2気筒エンジンを横置搭載し、1.2モデルと同等の最小回転半径4.7mを確保しているので、コンパクトサイズのボディと相まって運転者が意図する通りの取り回しが可能となっている。

TWIN AIRの燃費は、JC08モードで24.0km/Lとなっている。

デュアロジック(DUALOGIC)

フィアット500 デュアロジック(DUALOGIC)

デュアロジックトランスミッションは、乾式クラッチやマニュアルギアメカニズムなど、マニュアルトランスミッションが有するすべての特性(オートマチックトランスミッションに比べて軽量な構造、高い耐久性と信頼性、高い動力伝達効率による低い燃料消費量)を一切損なうことなく、電子制御式油圧作動機構がクラッチとシフトレバー操作を自動制御する。

デュアロジックを搭載することで、マニュアルトランスミッション特有のダイレクトな感覚に加え、パフォーマンスを大きく向上すると同時に、コントロールシステムがドライバーによるミスシフトを防ぎ、トランスミッションの誤作動を回避するため、運転中の安全性を大幅に向上することにも貢献している。

かわいいが溢れるインテリア

フィアット500 インテリア

丸くてキュートなフォルムを持つエクステリアに、ドアを開けた瞬間ワクワクするインテリアを持っているのも500の魅力だ。

メーター類やスイッチ類、ボディ同色のインストルメントパネルなども、曲線を取り入れた丸くてかわいいデザインで思わず笑顔になってしまう。

7つのエアバッグを搭載し、安全面に対しても怠らない

フィアット500 エアバッグ

クラス史上初となる7つのエアバッグ(フロントデュアルエアバッグ、サイドエアバッグ、ウインドーエアバッグ、運転席ニーエアバッグ)を標準装備し、同セグメント中トップクラスの安全性を実現している。

7インチタッチパネルモニター付Uconnect

フィアット500 7インチタッチパネルモニター付Uconnect

ラジオやUSB入力に対応したメディアプレイヤー機能、Bluetooth1ハンズフリー通話機能はもちろん、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応し、スマートフォンとの連携が強化されている。

Uconnectにスマートフォンを接続すれば、タッチパネルから、直接スマートフォン内のマップ、ミュージック、電話などの使用が可能となり、またSiriやGoogleアシスタントを利用して、音声入力で操作することも可能です。

日頃から使い慣れたアプリをそのまま利用できるので、より安全で直感的、そしてシームレスな体験を車内でも楽しむことができる。

他の500オーナーとの差別化を図る美響マフラー。

左側2本出しでドレスアップ効果も抜群。

さいごに

フィアット500についてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?

やはり、何よりもこのクルマの魅力といったら、エクステリアやインテリアデザインに大きいウエイトがあると思う。

かわいいデザインと称されやすいですが、コンパクトボディに3ドアのデザインによってスポーティさも感じるので、男性が乗ってもカッコよく決まるんじゃないかと思います。

フィアット500 500EV
フィアット500の電気自動車モデル

なお、今年の3月にフィアット500の電気自動車を発表しました。

ハイブリッド、クリーンディーゼル、電気自動車と最近は環境性能を重視したクルマが主流になってきましたが、フィアット500にも遂に電気自動車として登場しました。

電気自動車モデルにも期待が持てますね。

この記事の参考URL:https://www.fiat-auto.co.jp/500-pop-lounge/

コメント

タイトルとURLをコピーしました