【ビースト】これ以上のクルマはこの世に存在しない?「地上最強」と呼ばれる大統領専用車は凄まじいスペックだった。【大統領専用車】

車の情報
The Presidential Limo is seen at the landing zone in preparation for the arrival of the 46th President of the United States for the 77th United Nations General Assembly in New York City, New York, Sept. 20, 2022. (U.S. Secret Service photo by Tia Dufour)

2023年5月19日~21日まで行われた、G7広島サミットはウクライナ大統領であるゼレンスキー氏の電撃訪問などもあり、各メディアでも賑わいを見せました。

そんな中、第46代アメリカ合衆国大統領のジョー・バイデン氏が移動の際に使用される、大統領専用車ビースト」にも注目されました。

バラク・オバマ大統領時代から、アメリカ大統領が訪日するたびに地上最強の車として注目が集まる大統領専用車「ビースト」とは、一体どのようなクルマになっているのか?

地上最強のクルマと名高い、「ビースト」の車両の特徴や、驚きの装備についてお伝えします。

大統領専用車「ビースト(キャデラック・ワン)」とはどんなクルマ?

大統領専用車ビースト 本国

ビースト」の愛称で呼ばれる大統領専用車ですが、車名は「キャデラック・ワン」という名称が付けられています。

このキャデラック・ワンは、大統領専用航空機である「エアフォース・ワン」や、大統領専用ヘリコプターの「マリーン・ワン」などに倣い名付けられたものになっており、共通する「ワン」という名称は、大統領専用の乗り物のことを指します。

ビースト」の愛称で呼ばれるようになったのは、キャデラック・ワンが、ジョージ・W・ブッシュ大統領時代に重装甲車仕様になった頃からで、アメリカ大統領を守る「地球上で最強の野獣」という名の下、呼ばれるようになりました。

ビーストはどのように製造されている?値段も地上最強級?

大統領専用車ビースト 外交官ナンバー

ビーストはアメリカの自動車メーカーであるゼネラルモーターズ社(GM)によって製造されており、様々なGM車をベースに製造されており、値段の公表はされていないが、1台150万ドル(約2億円)という情報もあります。

そして驚きなのが、同じ仕様のビーストが全部で「12台」製造されており、通常その内の2台がアメリカ大統領の訪問国に運ばれます。

2台用意する理由としては、どちらにアメリカ大統領が乗っているか一瞬では分からないようにするための対策としているからです。

2018年11月にドナルド・トランプ大統領が訪日した際には、装着している外交官ナンバーも前後に異なるものを装着していたようで、本対策が徹底されている事が分かります。

ビーストに備わっている驚愕の装備や仕様について

大統領専用車ビースト バイデン

ビーストのサイズやエンジンをはじめとしたスペックは最高機密であり、一切明らかにされていないが、アメリカの一部メディアなどでも取り上げられていた情報により、お伝えします。

どうやっても壊せない?正に堅牢かつ強固なボディ

ビーストのボディを形成する素材には、鉄鋼、アルミニウム、チタン、セラミックを使用しており、総重量は8トンとなっている。

装甲板のようなドアは約20cmという厚さを持ち、防弾窓には約12.7cmの厚さを持たせています。

銃撃に備え、運転席の窓のみ約7.6cmだけ開く仕様になっており、車体下には爆弾や手榴弾から守るための耐爆処理も施されています。

また、燃料タンクには特別な泡が詰め込まれていて、直接銃撃等を受けても引火も爆発もしないようになっているなど、車外からのあらゆる銃撃や爆破を徹底的に防御する機能を備えています。

その他にも、科学兵器や生物兵器などを使用したテロ対策として、キャビンが完全に密閉されていたり、催涙ガス砲やショットガンなどの銃火器をはじめ、夜間にヘッドランプを破壊されても走行できるように暗視カメラなども搭載されています。

走行不能という概念は存在しない?パンクしても走り続けられる驚きのタイヤ

ビーストのタイヤは、パンクしてもそのまま走行できるケブラー繊維で補強された、グッドイヤー製のランフラットタイヤが装備されています。

ランフラットタイヤなので、タイヤがパンクしても100Kmは走行が可能なことに加え、タイヤゴム部分が無くなって、リムだけの状態でも走行が可能となっています。

万が一に備えた救急設備の豊富さ

ビーストの装備は車外からの攻撃を防ぐだけではなく、アメリカ大統領が万が一、銃撃や爆発に巻き込まれケガを負ってしまったときに備えて、消防設備や酸素供給だけでなく、車内の冷蔵庫に大統領と同じ血液型の輸血用バッグを格納しています。

また、副大統領やペンタゴン(アメリカ国防総省)との直接回線が可能な衛星電話が内蔵されているため、アメリカ大統領を守る「地球上で最強の野獣」「ビースト」の名に相応しい最強装備の数々です。

SOMPOで乗ーる(そんぽでのーる)

さいごに

ビーストが地上最強と言われる装備の数々は、納得のいく構造になっているのが分かりました。

車外からの銃撃や爆撃からの防御装備のみならず、アメリカ大統領に万が一があったときに備えた救護装備など、「地球上で最強の野獣」「ビースト」の名に相応しい、まさに地上最強のクルマです。

トランプ大統領時代に17億円のセキュリティ強化も実施されたビーストですが、ロシアによるウクライナ侵攻など、世界的に緊張が高まっているなか、これからさらなるセキュリティ強化も行われていくのではないでしょうか。

今後も進化し続けるビーストに目が離せません。

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