2023年2月も中旬を迎え、スギ花粉の飛散がどんどん増えていき、3月上旬から全国的に花粉飛散のピークを迎える予測になっています。
4月からは、ヒノキ花粉の飛散が始まり、大体2ヶ月位は「花粉」によって、花粉症の方は辛い時期となっています。
少しでも、花粉の影響を受けたくないのは当たり前のことで、皆様もそれぞれ工夫をこらして生活されていると思います。
今回は、運転中でも「目がかゆかったり、鼻がムズムズしてつらい」という花粉症にお悩みの方必見、花粉を車内に持ち込まない方法について、お話します。
春休み合宿免許は年内のお申し込みで最大15,000円割引!!2023年春の花粉飛散について
スギ花粉の飛散開始は、九州から東北にかけて例年並みとなり、2月上旬から九州や四国、中国、関東の一部で花粉シーズンがスタートしています。
そして、スギ花粉のピークを迎える時期は、福岡で2月下旬から3月上旬、高松や広島、大阪、名古屋では3月上旬から中旬の予想となっており、金沢、東京、仙台では3月上旬から下旬となる見込みとなっています。
さらに、今年は大量飛散が見込まれるところが多いため、ピークの時期も長くなる可能性があるとされています。
そして、スギ花粉のピークが終わる頃になると、ヒノキ花粉が飛び始め、その後ピークを迎えます。
福岡や広島では3月下旬から4月上旬、高松では3月下旬から4月中旬の見込みです。
大阪と名古屋では、4月上旬から中旬、東京では4月上旬から下旬にかけてヒノキ花粉の飛散のピークを迎えるでしょう。
金沢と仙台は、4月を中心にヒノキ花粉が飛散しますが、飛散量は他の地点と比べると少ないため、はっきりとしたピークはない見込みとなっています。
このように、また2023年も花粉が多く飛散する予想となっているので、花粉症対策をしっかり行っていきたいところです。
クルマに乗る前や、乗車後に行う花粉症対策とは
上述でお伝えした通り、花粉の飛散が多く見込まれる中、少しの工夫を行うだけで、車内に花粉を持ち込まないようにしたり、車外から車内に花粉が流入しにくくするテクニックがありますので、これを参考につらい花粉症を少しでも和らげればと思います。
クルマに乗り込む前に、花粉を払い落とし乗車しよう
まず、基本中の基本となる、クルマに乗る前にしっかりと花粉を払い落とす事が重要になってきます。
クルマに乗り込む前に、衣服を払うだけで花粉をだいぶ落とすことができます。
しかし、注意点として、払いすぎると今度は静電気が発生してしまい、逆に花粉を引き寄せてしまい、落としづらくなってしまいます。
そんなときには、静電気の発生しない粘着クリーナーや、衣料用のブラシを使用することで、より花粉を車内に持ち込まないように工夫できます。
粘着クリーナーや衣料用ブラシを車内に携行しておけば、効率よく花粉を除去することができます。
カーエアコンの、外気導入と内気循環はどちらが正解?
未だ寒い時期が続き、カーエアコンを使用する人も多いですが、カーエアコンの設定には「外気導入」と「内気循環」があり、どちらに設定すれば花粉対策に有効なのか、わからない方も多いと思います。
この時点で、外気導入はその名の通り、外の空気を車内に導入するため、その時点で花粉も流入してきてしまうのではないかと、思う(思っている)方も多いのではないでしょうか?
しかし、正解は「外気導入」の設定にすることが、花粉を流入しにくくします。
実は、最近の自動車用のエアコンフィルターは高性能になっていて、花粉やウイルスを濾過する防塵機能に優れているものが多く、さらに脱臭機能も備えている場合もあります。
フィルターが高性能になったおかげで、外気導入にしていてもフィルターがしっかりと花粉をシャットアウトしてくれます。
とはいえ、花粉やホコリの多い山道や空気の悪いトンネル内などを走っている際は、外気導入から内気循環に切り替えることで、より快適に過ごすことができます。
市街地などでは、外気導入のまま、山道などの花粉飛散が多い場所では内気循環に変えるなど、臨機応変に行うことで花粉の流入を防ぎます。
さらに、カーエアコンのフィルターは花粉以外にもカビやホコリなどさまざまな異物を吸引している可能性があるため、1年以上交換していない場合は早めに新品のフィルターに交換することが花粉対策においても効果的になります。
エアコンフィルターは、車種によってはDIYによって簡単に交換することのできるパーツとなっていますし、フィルター本体の価格も数千円程度のものが大半となっていますので、安価に花粉対策するテクニックと言えます。
クルマに乗る前や、乗った後にできる簡単メンテナンス
上述してきたテクニック以外にも、簡単にできるお手入れテクニックがあります。
それは、「車内を水拭き掃除をする」ことです。
インパネやダッシュボードの上など、ホコリの溜まりやすい箇所も花粉が付着しやすい場所です。
見落としがちなのが、シートの座面や背面も花粉を溜めやすい箇所になっているので、こういった箇所を固く絞ったウエスや雑巾で拭き上げることで、花粉が除去されやすくなります。
乗車前や、乗車後に簡単にできるテクニックなので、是非実行していただければと思います。
さいごに
外で活動しなければいけないときは仕方ないとして、クルマに乗っているときくらいは花粉の影響を最小限に抑えたいものですよね。
今回紹介した花粉対策は、誰もが簡単にできる対策で、コストもかなり抑えることができるので、おすすめです。
筆者は花粉症ではないですが、やはりこの時期になるとクルマのボディに花粉が付着していて、汚れる機会が増えるので大敵だと思います。
花粉症でなくても、乗車前に衣服を払ったり車内を水拭きすることで、車内をキレイにすることができるので有効的ではないでしょうか?
是非、試していただき快適な車内空間で、お過ごしできたらと思います。
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