2025年6月分のリコール情報、改善対策届出一覧をお伝えします。
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- 2025年6月のリコール届出情報(国産車)
- 三菱 ふそうエアロエース 他 計1型式 計2車種を対象(5日)
- いすゞ エルフ 他[1] 計99型式 計3車種を対象(12日)
- いすゞ エルフ 他[2] 計37型式 計4車種を対象(12日)
- 三菱 eK 他 計2型式 計2車種を対象(12日)
- コマツ WA100-8 他 計9型式 計10車種を対象(12日)
- ホンダ オデッセイ 他 計8型式 計7車種を対象(19日)
- いすゞ ギガ 他 計76型式 計3車種を対象(26日)
- サカイ TZ704 他 計2型式 計2車種を対象(26日)
- 三菱 ふそうeCANTER[1] 計5型式 計1車種を対象(26日)
- 三菱 ふそうeCANTER[2] 計5型式 計1車種を対象(26日)
- トヨタ SORA[1] 計1型式 計1車種を対象(26日)
- トヨタ SORA[2] 計1型式 計1車種を対象(26日)
- いすゞ エルガ 他 計47型式 計4車種を対象(26日)
- いすゞ いすゞガーラ 計10型式 計1車種を対象(26日)
- 三菱 ふそうエアロエース 他 計32型式 計4車種を対象(26日)
- 日野 日野レインボー 他 計37型式 計5車種を対象(26日)
- 日野 日野セレガ 他 計18型式 計2車種を対象(26日)
- ホンダ Rebel 1100 他 計1型式 計2車種を対象(26日)
- ホンダ NC750X 計1型式 計1車種を対象(26日)
- 2025年6月のリコール届出情報(輸入車)
- ポルシェ Taycan 他 計10型式 計6車種を対象(2日)
- BMW BMW X1 xDrive20i 他 計16型式 計18車種を対象(9日)
- ジープ ラングラーアンリミテッド 他 計3型式 計2車種を対象(12日)
- キャデラック CTS 計1型式 計1車種を対象(12日)
- マセラテイ グレカーレ 他 計4型式 計3車種を対象(17日)
- アルファロメオ ジュリア 他 計7型式 計2車種を対象(19日)
- マッセイ・ファーガソン MF5710-4C 他 計4型式 計8車種を対象(24日)
- ボルボ FH 他 計73型式 計5車種を対象(26日)
- ボルボ ボルボ V60 他 計1型式 計2車種を対象(26日)
- メルセデス・ベンツ G450d 他 計4型式 計3車種を対象(26日)
- 2025年6月の改善対策届出情報(国産車)
- 2025年6月の改善対策届出情報(輸入車)
- さいごに
2025年6月のリコール届出情報(国産車)
三菱 ふそうエアロエース 他 計1型式 計2車種を対象(5日)

・不具合の部位(部品名)
緩衝装置(ラテラルロッド&スタビライザーブラケット)
・状況及びその原因
ラテラルロッド&スタビライザーブラケットにおいて、溶接作業の指示が不適切なため、内部プレートの溶接が仮溶接となっている。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該ブラケットに亀裂が生じるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、ラテラルロッド&スタビライザーブラケットに取付けられている内部プレートの溶接を、正規状態に溶接し直す。
また、当該ブラケットを点検し、亀裂の発生が認められた場合は補修する。
三菱 ふそうエアロエース 他 計1型式 計2車種のリコール届出一覧表
三菱 ふそうエアロエース 他 計1型式 計2車種の改善箇所説明図
いすゞ エルフ 他[1] 計99型式 計3車種を対象(12日)

・不具合の部位(部品名)
制動装置(電動パーキングブレーキ)
・状況及びその原因
電動パーキングブレーキにおいて、制御プログラムが不適切なため、急減速時、または、停車前に電動パーキングブレーキを作動させキーオフをした場合に、パーキングブレーキが作動しないことがある。
そのため、最悪の場合、駐車中の車両が意図せず動き出すおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、電動パーキングブレーキコントロールユニットを対策品に交換する。
いすゞ エルフ 他[1] 計99型式 計3車種のリコール届出一覧表
いすゞ エルフ 他[1] 計99型式 計3車種の改善箇所説明図
いすゞ エルフ 他[2] 計37型式 計4車種を対象(12日)

・不具合の部位(部品名)
緩衝装置(フロントリーフスプリング)
・状況及びその原因
前輪緩衝装置において、フロントリーフスプリングの設計検討が不十分なため、高重心および積載重量が大きい架装で使用された場合、ロール時の入力に対する強度が不足している。
そのため、そのまま使用を続けると、当該リーフスプリングが折損し、最悪の場合、走行安定性が損なわれるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、フロントリーフスプリングを対策品に交換し、バンプラバーにスペーサを追加する。
いすゞ エルフ 他[2] 計37型式 計4車種のリコール届出一覧表
いすゞ エルフ 他[2] 計37型式 計4車種の改善箇所説明図
三菱 eK 他 計2型式 計2車種を対象(12日)

・不具合の部位(部品名)
制動装置(ブレーキマスターシリンダー)
・状況及びその原因
ブレーキマスターシリンダーにおいてピストン形状が不適切なため、ブレーキオートホールド機能(※1)、およびヒルスタートアシスト機能(※2)解除時に、ピストンが正規位置まで戻らず、ブレーキを引きずることがある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、アクセルペダルを離した際に、意図した以上に減速することがある。
また、加速しないことでアクセルペダルを踏みこむ時があり、最悪の場合、走行中にブレーキの引きずりが解消すると、意図しない加速をするおそれがある。
※1:ブレーキを踏んで停車したときにペダルから足を離しても停車状態を維持する機能。
※2:坂道発進での車の後退を防ぐため、ブレーキペダルからアクセルペダルに踏み替える間、ブレーキを最大2秒間キープする機能。
・改善措置の内容
全車両、ブレーキマスターシリンダーを対策品と交換する。
コマツ WA100-8 他 計9型式 計10車種を対象(12日)

・不具合の部位(部品名)
制動灯(ブレーキランプスイッチ)
・状況及びその原因
ショベル・ローダ等のブレーキランプスイッチにおいて、内部構成部品であるダイヤフラムの厚みに対するピストンとマイクロスイッチの位置調整が不適切なため、低温環境下でマイクロスイッチが導通しなくなることがある。
そのため、ブレーキペダルを踏み込んでも制動灯が点灯しないおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、ブレーキランプスイッチの製造番号を確認し、該当する期間に製造されたブレーキランプスイッチを対策品に交換する。
コマツ WA100-8 他 計9型式 計10車種のリコール届出一覧表
コマツ WA100-8 他 計9型式 計10車種の改善箇所説明図
ホンダ オデッセイ 他 計8型式 計7車種を対象(19日)

・不具合の部位(部品名)
燃料装置(低圧燃料ポンプ)
・状況及びその原因
低圧燃料ポンプの改善措置において、改善措置部品の梱包作業が不適切なため、異品のパッキンを出荷したものがある。
そのため、改善措置において異品のパッキンが組付けられ、燃料ポンプと燃料タンクのシール性が不足し、燃料満タン時に燃料が漏れるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、低圧燃料ポンプのパッキンを正規品に交換し、周辺部品(ロックナット等)を新品と交換する。
ホンダ オデッセイ 他 計8型式 計7車種のリコール届出一覧表
いすゞ ギガ 他 計76型式 計3車種を対象(26日)

・不具合の部位(部品名)
座席(シートサスペンション)
・状況及びその原因
運転者席において、シートサスペンションの設計検討が不十分なため、バッテリ端子を外した状態でシートの上昇操作を行った場合、サスペンションがロックされたまま解除されなくなり、座面高さの調整ができなくなることがある。
そのため、そのまま使用を続けると、車両走行振動等により、意図せずサスペンションロックが解除されて座面が上昇し、サスペンションロックが機能しなくなるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、運転者席シートのエア回路に電磁遮断弁および電磁遮断弁制御ECUを追加するとともに、ラチェットギア締結部のナットを新品に交換し、緩み止め剤を塗布する。
なお、サスペンションロック機能を点検し、機能に問題がある場合はシートサスペンション一式を対策品に交換する。
サカイ TZ704 他 計2型式 計2車種を対象(26日)

・不具合の部位(部品名)
走行油圧ポンプ(平行キー)
・状況及びその原因
タイヤ・ローラ及びグレーダの走行油圧ポンプにおいて、設計図面が不適切であったため、ポンプの構成部品(平行キー)の強度が不足しているものがある。
そのため、稼働中に構成部品(平行キー)が破断して動力が伝達できず、最悪の場合、走行不能になるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、走行油圧ポンプの平行キーを対策品に交換する。また平行キー交換時にシャフト、ジローター、O-リングを新品に交換する。
サカイ TZ704 他 計2型式 計2車種のリコール届出一覧表
三菱 ふそうeCANTER[1] 計5型式 計1車種を対象(26日)

・不具合の部位(部品名)
制動装置(電動式パーキングブレーキ(EPB:Electric Parking Brake))
・状況及びその原因
電動式パーキングブレーキ(EPB:Electric Parking Brake)において、内部部品の製造不良により、作動/解除操作を行った際にシステムが過電流を検知し、ブレーキシステムが停止することがある。
そのため、制動力が不足もしくはブレーキ引きずりが発生するおそれがある。
また、メータクラスタの EPB ウォーニングランプ(橙)が点灯するが、ブレーキ引きずりが発生した状態で気付かずに走行するとブレーキが高温になり、最悪の場合、周辺部品から出火するおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、EPBを対策品に交換する。
なお、ブレーキ引きずりの痕跡がある場合は、ブレーキ Assyを交換する。
三菱 ふそうeCANTER[1] 計5型式 計1車種のリコール届出一覧表
三菱 ふそうeCANTER[1] 計5型式 計1車種の改善箇所説明図
三菱 ふそうeCANTER[2] 計5型式 計1車種を対象(26日)
・不具合の部位(部品名)
電気装置(BMS および DCB)
・状況及びその原因
BMSおよび DCBの制御プログラムが不適切なため、CAN 通信エラーが生じたと誤判定することがある。
そのため、EV システム(赤色)の警告灯が点灯して、メーター内に表示されている高電圧バッテリーの充電率が0%を示して走行不能またはキーON 時に高電圧システムが起動不可能状態になるおそれがある。
※BMS(Battery management system:高電圧バッテリー用 ECU)
※DCB(DC Box:急速充電用 ECU)
・改善措置の内容
全車両、BMS および DCB の制御プログラムを対策品に書き換える。
三菱 ふそうeCANTER[2] 計5型式 計1車種のリコール届出一覧表
三菱 ふそうeCANTER[2] 計5型式 計1車種の改善箇所説明図
トヨタ SORA[1] 計1型式 計1車種を対象(26日)

・不具合の部位(部品名)
後写鏡等(左側後写鏡、室内後写鏡)
・状況及びその原因
後写鏡において、設計寸法が不適切なため、
(1)左側後写鏡の鏡面曲率半径が小さいものがある。
(2)一部仕様の室内後写鏡の鏡面幅が小さいものがある。
そのため、ワンマンバスの構造要件を満足しないおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、該当する後写鏡を対策品に交換する。
トヨタ SORA[1] 計1型式 計1車種のリコール届出一覧表
トヨタ SORA[2] 計1型式 計1車種を対象(26日)
・不具合の部位(部品名)
制動装置(電動エアコンプレッサ)
・状況及びその原因
ブレーキ用エアタンクにエアを供給する電動エアコンプレッサにおいて、内部ベアリングの耐熱性の検討が不十分なため、ベアリングが焼付いてコンプレッサの回転数が低下し、エア圧が低下することがある。
そのため、警告灯の点灯および警告音が吹鳴し、そのまま使用を続けるとパーキングブレーキが解除できず、走行不能となるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、電動エアコンプレッサを対策品に交換する。
トヨタ SORA[2] 計1型式 計1車種のリコール届出一覧表
いすゞ エルガ 他 計47型式 計4車種を対象(26日)

・不具合の部位(部品名)
室内後写鏡
・状況及びその原因
室内後写鏡(凸面鏡)において、製造工程における寸法管理が不適切なため、鏡面幅が小さいものがある。
そのため、ワンマンバスの構造要件に適合しないおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、当該後写鏡を良品に交換する。
いすゞ エルガ 他 計47型式 計4車種のリコール届出一覧表
いすゞ いすゞガーラ 計10型式 計1車種を対象(26日)

・不具合の部位(部品名)
後写鏡等(①左側後写鏡、②室内後写鏡)
・状況及びその原因
後写鏡において、設計寸法が不適切なため、
①左側後写鏡の鏡面曲率半径が小さいものがある。
②室内後写鏡(凸面鏡)の鏡面幅が小さいものがある。
そのため、ワンマンバスの構造要件に適合しないおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、当該後写鏡を対策品に交換する。
いすゞ いすゞガーラ 計10型式 計1車種のリコール届出一覧表
三菱 ふそうエアロエース 他 計32型式 計4車種を対象(26日)
・不具合の部位(部品名)
室内後写鏡
・状況及びその原因
室内後写鏡(凸面鏡)において、設計検討不足のため、有効寸法300mm未満のものがある。
そのため、ワンマンバスの構造要件に抵触するおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、有効寸法が法規に適合した室内後写鏡(凸面鏡)に交換する。
三菱 ふそうエアロエース 他 計32型式 計4車種のリコール届出一覧表
三菱 ふそうエアロエース 他 計32型式 計4車種の改善箇所説明図
日野 日野レインボー 他 計37型式 計5車種を対象(26日)

・不具合の部位(部品名)
室内後写鏡
・状況及びその原因
室内後写鏡(凸面鏡)において、製造工程における寸法管理が不適切なため、鏡面幅が小さいものがある。
そのため、ワンマンバスの構造要件に適合しないおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、当該後写鏡を良品に交換する。
日野 日野レインボー 他 計37型式 計5車種のリコール届出一覧表
日野 日野レインボー 他 計37型式 計5車種の改善箇所説明図
日野 日野セレガ 他 計18型式 計2車種を対象(26日)

・不具合の部位(部品名)
後写鏡等(①左側後写鏡、②室内後写鏡)
・状況及びその原因
後写鏡において、設計寸法が不適切なため、
①左側後写鏡の鏡面曲率半径が小さいものがある。
②室内後写鏡(凸面鏡)の鏡面幅が小さいものがある。
そのため、ワンマンバスの構造要件に適合しないおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、当該後写鏡を対策品に交換する。
日野 日野セレガ 他 計18型式 計2車種のリコール届出一覧表
ホンダ Rebel 1100 他 計1型式 計2車種を対象(26日)

・不具合の部位(部品名)
原動機(エンジン制御コンピュータ)
・状況及びその原因
直列2気筒エンジンにおいて、エンジン制御コンピュータの燃料噴射制御プログラム及び失火検知時のフェールセーフ制御プログラムが不適切なため、高地から低地までスロットルを低開度で走行すると、燃料噴射量を正しく制御できないことがある。
そのため、燃焼に必要な燃料噴射量が不足して失火し、警告灯が点灯するとともに失火検知した気筒の燃料噴射を停止して、エンジン不調となり、最悪の場合、停止直前や発進時にエンストして再始動できなくなるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、エンジン制御コンピュータを対策プログラムに書き換える。
ホンダ Rebel 1100 他 計1型式 計2車種のリコール届出一覧表
ホンダ Rebel 1100 他 計1型式 計2車種の改善箇所説明図
ホンダ NC750X 計1型式 計1車種を対象(26日)

・不具合の部位(部品名)
走行装置(前輪タイヤ)
・状況及びその原因
前輪タイヤの製造工程が不適切なため、タイヤ内部のカーカスが適正な角度で成形されていないものがある。
そのため、高速走行等の高負荷の走行を続けると、カーカスに応力が集中し断線して、タイヤ内面に亀裂が生じ、タイヤトレッド部が変形して車体が振動し、走行安定性を損なうおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、前輪タイヤの製造メーカ及び製造週を確認し、該当する場合は良品と交換する。
ホンダ NC750X 計1型式 計1車種のリコール届出一覧表


2025年6月のリコール届出情報(輸入車)
ポルシェ Taycan 他 計10型式 計6車種を対象(2日)

・不具合の部位(部品名)
高電圧装置(高電圧バッテリーモジュール)
・状況及びその原因
高電圧バッテリーにおいて、不適切に製造されたバッテリーモジュールが内蔵されたものがある。
そのため、バッテリーモジュールの内部短絡が発生し、最悪の場合、熱によるバッテリー異常が発生し、火災に至るおそれがあ
る。
・改善措置の内容
全車両、OTAまたは専用テスターで車両を点検し、異常が確認されたバッテリーモジュールは良品と交換する。
また、車両自己診断機能を備えた対策プログラムをOTAまたは専用テスターによりインストールする。
ただし、プログラムの準備に時間を要すことから、暫定措置として、ユーザーに対し定期的なバッテリーの点検入庫を要請するとともに、充電量を80%までに制限するよう周知を行う。
ポルシェ Taycan 他 計10型式 計6車種のリコール届出一覧表
ポルシェ Taycan 他 計10型式 計6車種の改善箇所説明図
BMW BMW X1 xDrive20i 他 計16型式 計18車種を対象(9日)

・不具合の部位(部品名)
原動機(ウォーターポンプ)
・状況及びその原因
インテークパイプシールにおいて、設計検討が不十分なため、傷等によりインテークパイプ内に溜まったブローバイ凝縮液がインテークパイプとターボチャージャーの接続部から漏れた場合、ウォーターポンプのコネクタに滴下することがある。
そのため、ウォーターポンプのコネクタ内の端子の腐食が進行し、最悪の場合、端子が短絡して異常過熱が発生し、火災に至るおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、インテークパイプのシールを点検し、劣化が認められた場合は交換する。
また、ウォーターポンプ側とハーネス側のコネクタを点検し、状況に応じて清掃の実施、あるいは、ウォーターポンプ本体とハーネス側のコネクタを交換する。
また、全車両、コネクタにスプラッシュガードキャップを後付けする。
BMW BMW X1 xDrive20i 他 計16型式 計18車種のリコール届出一覧表
BMW BMW X1 xDrive20i 他 計16型式 計18車種の改善箇所説明図
ジープ ラングラーアンリミテッド 他 計3型式 計2車種を対象(12日)

・不具合の部位(部品名)
後部霧灯(バルブソケット)
・状況及びその原因
後部霧灯において、バルブソケットの製造が不適切なため、接点間の接続ができないものがある。
そのため、後部霧灯が点灯せず、保安基準不適合となるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、後部霧灯(左右)のバルブソケットを良品に交換し、バルブを新品に交換する。
ジープ ラングラーアンリミテッド 他 計3型式 計2車種のリコール届出一覧表
ジープ ラングラーアンリミテッド 他 計3型式 計2車種の改善箇所説明図
キャデラック CTS 計1型式 計1車種を対象(12日)

・不具合の部位(部品名)
かじ取り装置(ステアリングギヤ)
・状況及びその原因
電動パワーステアリングシステムにおいて、コネクタの加工装置のメンテナンスが不十分なため、基板の端子が正しく挿入されていないものがある。
そのため、走行振動等により回路が断線し、ステアリングアシストが失われるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、電動パワーステアリングギヤアッセンブリを良品に交換する。
キャデラック CTS 計1型式 計1車種のリコール届出一覧表
マセラテイ グレカーレ 他 計4型式 計3車種を対象(17日)

・不具合の部位(部品名)
動力伝達装置(オートマチックギアボックスシフターモジュール(AGSM))
・状況及びその原因
オートマチックギアボックスシフターモジュール(AGSM)において、設計検討が不十分なため、センターコンソール上のパークポジションスイッチの端部を押した際に内部を通る2つの信号に不整合が生じることがある。
そのため、同スイッチの異常を示すDT が入力すると、プログラム上の制約により、他のギアが選択できなくなり、車両を発進できなくなるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、AGSMソフトウエアを対策プログラムに書き替える。
マセラテイ グレカーレ 他 計4型式 計3車種のリコール届出一覧表
マセラテイ グレカーレ 他 計4型式 計3車種の改善箇所説明図
アルファロメオ ジュリア 他 計7型式 計2車種を対象(19日)

・不具合の部位(部品名)
制動装置(ABS ユニットのロッド)
・状況及びその原因
ブレーキペダルに繋がるプッシュロッドとABSユニットに繋がるピストンロッドにおいて、製造機械の保守管理が不適切なため、締結部の締め付けが不十分なものがある。
そのため、締結部が緩み、ブレーキペダルを踏むと異音が発生し、そのまま使用を続けると、最悪の場合、締結部がはずれ、ブレーキペダルを踏んでもブレーキが効かなくなるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、ブレーキペダルに繋がるプッシュロッドと ABS ユニットに繋がるピストンロッドの締結部を規定トルクで締め付ける。
アルファロメオ ジュリア 他 計7型式 計2車種のリコール届出一覧表
アルファロメオ ジュリア 他 計7型式 計2車種の改善箇所説明図
マッセイ・ファーガソン MF5710-4C 他 計4型式 計8車種を対象(24日)
・不具合の部位(部品名)
冷却装置(ファンベルトテンショナプーリー)
・状況及びその原因
農耕トラクタの原動機において、冷却装置等の駆動用ベルトの張力を維持するテンショナプーリーの製造が不適切なため、駆動用ベルトの振動によりテンショナプーリーに亀裂が入ることがある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、ウォータポンプやオルタネータが停止して警告灯が点灯し、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、当該テンショナプーリーとブラケットを良品と交換する。
マッセイ・ファーガソン MF5710-4C 他 計4型式 計8車種のリコール届出一覧表
マッセイ・ファーガソン MF5710-4C 他 計4型式 計8車種の改善箇所説明図
ボルボ FH 他 計73型式 計5車種を対象(26日)
・不具合の部位(部品名)
窓ガラス(①SRSエアバッグステッカ、②二次元バーコードステッカ)
・状況及びその原因
前面ガラスの法規確認不足により指定以外のステッカが貼付されているため、道路運送車両の保安基準に適合していない。
・改善措置の内容
全車両、前面ガラス内側右下隅に以下のステッカが貼付されている場合は、該当ステッカを取り除く
①SRSエアバッグ表示ステッカ
②二次元バーコードステッカ
ボルボ ボルボ V60 他 計1型式 計2車種を対象(26日)

・不具合の部位(部品名)
車体(フロントフェンダー)
・状況及びその原因
左右のフロントフェンダーにおいて、設計検討が不十分なため、ホイールがフェンダーから突出しているものがある。
そのため、保安基準に適合しないおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、左右のフロントフェンダーにモールを取り付ける。
ボルボ ボルボ V60 他 計1型式 計2車種のリコール届出一覧表
ボルボ ボルボ V60 他 計1型式 計2車種の改善箇所説明図
メルセデス・ベンツ G450d 他 計4型式 計3車種を対象(26日)

・不具合の部位(部品名)
制動装置(横滑り防止装置)
・状況及びその原因
横滑り防止装置(ESP)のコントロールユニットにおいて、設計検討が不十分なため、制御プログラムが不適切である。
そのため、ESPが故障した際に正規の仕様と異なる警告メッセージが表示され、保安基準に適合しない。
・改善措置の内容
全車両、ESPコントロールユニットの制御プログラムを対策されたプログラムに書き換える。
メルセデス・ベンツ G450d 他 計4型式 計3車種のリコール届出一覧表
メルセデス・ベンツ G450d 他 計4型式 計3車種の改善箇所説明図


2025年6月の改善対策届出情報(国産車)
大東プレス工業株式会社 後写鏡を対象(26日)
・不具合の部位(部品名)
後写鏡
・状況及びその原因
補修用部品として出荷した後写鏡(凸面鏡)において、鏡面幅が小さいものがある。
そのため、路線バスに使用した場合、ワンマンバスの構造要件に適合しないおそれがある。
・改善措置の内容
ワンマンバスの構造要件適合品と交換する。
2025年6月の改善対策届出情報(輸入車)
マセラティ グレカーレ 他 計4型式 計3車種を対象(17日)
・不具合の部位(部品名)
制動装置(ブレーキシステムモジュール(BSM))
・状況及びその原因
ブレーキシステムモジュール(BSM)のソフトウエアにおいて、設計検討が不十分なため、バグにより関連ECUとの通信不良が発生することがある。
そのため、エンジン始動時に複数の警告メッセージがインストルメントパネル上に表示されるおそれがある。
また、バグ発生時にBSMがリセットされてブレーキアシストが機能せず、ブレーキペダルが重くなるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、BSMプログラムを対策ソフトに書き替える。
マセラティ グレカーレ 他 計4型式 計3車種のリコール届出一覧表
マセラティ グレカーレ 他 計4型式 計3車種の改善箇所説明図
さいごに
以上が、2025年6月分のリコール及び改善対策届出情報についてまとめたものとなります。
対象となる車両をお持ちの方は、早めの対応をおすすめします。
リコール対象に限らず、日常の点検を怠らずに安全な状態で運行できるようにしましょう。
この記事の参照URL:https://renrakuda.mlit.go.jp/renrakuda/top.html
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