寒さもおさまり、過ごしやすくなってきて春を感じる季節になってきましたね。
電気代が高騰しており、暖房器具を使う頻度も少なくなってくるので、お財布にも優しい季節の到来ですね。
3月中旬から桜の開花が予想されていて、楽しみですね!
今回は2023年2月分のリコール情報についてお伝えします。
免許合宿ランキングサイト合宿参加者が選ぶ教習所を一覧紹介自分好みの教習所を簡単に検索できます- 2023年2月のリコール届出情報(国産車)
- トヨタ ヤリス 他 計4型式 計2車種を対象(2日)
- トヨタ RAV4 PHV 計1型式 計1車種を対象(2日)
- スバル レヴォーグ 他 計4型式 計3車種を対象(2日)
- ダイハツ タント 他 計15型式 計7車種を対象(2日)
- コマツ WA470-8 他 計3型式 計3車種を対象(3日)
- サカイ ER555F 計1型式 計1車種を対象(3日)
- ホンダ N-ONE 計1型式 計1車種を対象(9日)
- スズキ ハヤブサ 計1型式 計1車種を対象(15日)
- トヨタ JPN TAXI 計2型式 計1車種を対象(16日)
- トヨタ ノア 他 計36型式 計14車種を対象(16日)
- 日野 日野セレガ 計9型式 計1車種を対象(16日)
- いすゞ いすゞガーラ 計8型式 計1車種を対象(16日)
- いすゞ エルフ 他 計139型式 計3車種を対象(24日)
- コマツ GD405-7 計1型式 計1車種を対象(27日)
- 三菱 ふそうエアロエース 他 計14型式 計2車種を対象(28日)
- 日野 日野レンジャー 他 計23型式 計2車種を対象(28日)
- 2023年2月のリコール届出情報(輸入車)
- フォルクスワーゲン VW ザ・ビートル1.2/77kW 他 計4型式 計4車種を対象(2日)
- アウディ アウディ A6 45Tq 他 計10型式 計10車種を対象(2日)
- アウディ アウディ A7 SB 55Tq 他 計14型式 計12車種を対象(2日)
- BMW R1250GSA 他 計1型式 計2車種を対象(2日)
- メルセデスベンツ GLE350d 4MATIC 他 計7型式 計7車種を対象(9日)
- TADANO FAUN ATF-120-5.1 他 計9型式 計5車種を対象(16日)
- ポルシェ PANAMERA 他 計2型式 計4車種を対象(20日)
- プジョー 208 他 計7型式 計6車種を対象(22日)
- アウディ アウディ Q5 40TDIq 他 計6型式 計6車種を対象(28日)
- トライアンフ スピードトリプル RS 他 計2型式 計2車種を対象(28日)
- 2023年2月の改善対策届出情報(国産車)
- 2023年2月の改善対策届出情報(輸入車)
- さいごに
2023年2月のリコール届出情報(国産車)
トヨタ ヤリス 他 計4型式 計2車種を対象(2日)
・不具合の部位(部品名)
後方等確認装置(パノラミックビューモニター用制御コンピュータ)
・状況及びその原因
パノラミックビューモニターにおいて、制御プログラムが不適切なため、カメラ映像が停止し、車両周辺が確認できないことがある。
そのため、車両左側の視界が確保できないおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、パノラミックビューモニター用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正する。
トヨタ RAV4 PHV 計1型式 計1車種を対象(2日)
・不具合の部位(部品名)
電気装置(ハイブリッドビークルコントロールコンピュータ)
・状況及びその原因
プラグインハイブリッドシステムにおいて、バッテリの充放電制御が不適切なため、EVモードの継続使用によりバッテリ電圧が低下した際、急加速を行うと、想定以上に電圧が低下することがある。
そのため、警告灯が点灯し、ハイブリッドシステムが停止するおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、ハイブリッドビークルコントロールコンピュータのプログラムを対策仕様に修正する。
トヨタ RAV4 PHV 計1型式 計1車種のリコール届出一覧表
トヨタ RAV4 PHV 計1型式 計1車種の改善箇所説明図
スバル レヴォーグ 他 計4型式 計3車種を対象(2日)
・不具合の部位(部品名)
事故自動緊急通報装置(データコミュニケーションモジュール)
・状況及びその原因
テレマティクスシステムの構成部品であるデータコミュニケーションモジュールにおいて、制御プログラムが不適切なため、車両製造後から一定期間経過後、通信機能が停止するものである。
そのため、保安基準第43条の8(事故自動緊急通報装置の基準)に適合しない。
・改善措置の内容
全車両、データコミュニケーションモジュールの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。
スバル レヴォーグ 他 計4型式 計3車種のリコール届出一覧表
ダイハツ タント 他 計15型式 計7車種を対象(2日)
・不具合の部位(部品名)
エアバッグ装置(エアバッグコンピュータ)
・状況及びその原因
エアバッグコンピュータにおいて、コンデンサの製造工程が不適切なため、内部ショートが発生することがある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、作動すべき衝突時にエアバッグ及びシートベルトプリテンショナが作動しないおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、エアバッグコンピュータを良品と交換する。
ダイハツ タント 他 計15型式 計7車種のリコール届出一覧表
コマツ WA470-8 他 計3型式 計3車種を対象(3日)
・不具合の部位(部品名)
燃料装置(サプライポンプ)
・状況及びその原因
ショベル・ローダの燃料噴射装置において、圧力制御バルブ(PCV)をサプライポンプに固定するボルトの軸力が不足しているものがある。
そのため燃料配管から伝わる振動や燃料の圧送圧など、サプライポンプに加わる作用力によってボルトが緩み、最悪の場合、ボルトが折損してサプライポンプから燃料が漏れるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、サプライポンプを対策品に、燃料配管を新品に交換する。
コマツ WA470-8 他 計3型式 計3車種のリコール届出一覧表
コマツ WA470-8 他 計3型式 計3車種の改善箇所説明図
サカイ ER555F 計1型式 計1車種を対象(3日)
・不具合の部位(部品名)
燃料噴射装置(サプライポンプ)
・状況及びその原因
グレーダの燃料噴射装置において、圧力制御バルブ(PCV)をサプライポンプに固定するボルトの軸力が不足しているものがある。
そのため燃料配管から伝わる振動や燃料の圧送圧など、サプライポンプに加わる作用力によってボルトが緩み、最悪の場合、ボルトが折損してサプライポンプから燃料が漏れるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、サプライポンプを対策品に、燃料配管を新品に交換する。
サカイ ER555F 計1型式 計1車種のリコール届出一覧表
ホンダ N-ONE 計1型式 計1車種を対象(9日)
・不具合の部位(部品名)
動力伝達装置(ピークトルクリミッタ)
・状況及びその原因
手動変速機を搭載した車両において、ピークトルクリミッタの樹脂製ハウジングの成形条件が不適切なため、当該ハウジングの強度が低下したものがある。
そのため、クラッチの繰返し操作によりハウジングが破損し、クラッチ液が漏れ、最悪の場合、クラッチ操作ができず変速できなくなるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、ピークトルクリミッタを良品と交換する。
スズキ ハヤブサ 計1型式 計1車種を対象(15日)
・不具合の部位(部品名)
制動装置(フロントブレーキマスタシリンダ)
・状況及びその原因
フロントブレーキマスタシリンダボデーにおいて、ブレーキの液圧を調整するための油路の設定が不適切なため、その油路を閉塞したままとなることがある。
そのため、特定の条件下でブレーキレバーの遊びが大きくなり、最悪の場合、制動距離が伸びるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、フロントブレーキマスタシリンダボデーを対策品と交換すると共に、フロントブレーキマスタシリンダ関連部品を新品に交換する。
トヨタ JPN TAXI 計2型式 計1車種を対象(16日)
・不具合の部位(部品名)
原動機(エキゾーストマニホールド)
・状況及びその原因
エキゾーストマニホールドにおいて、パイプ部の強度が不足しているため、登坂路等でのパイプ表面温度が過度に上昇するような高負荷かつ特定のエンジン回転での走行を繰返すことにより、亀裂が生じることがある。
そのため、そのまま使用を続けると、排出ガスが基準値を満足しなくなるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、エキゾーストマニホールドおよびフロントパイプを対策品に交換する。
トヨタ JPN TAXI 計2型式 計1車種のリコール届出一覧表
トヨタ JPN TAXI 計2型式 計1車種の改善箇所説明図
トヨタ ノア 他 計36型式 計14車種を対象(16日)
・不具合の部位(部品名)
①衝突被害軽減制動制御装置(衝突被害軽減ブレーキ用前方カメラ)
②かじ取り装置(コンビネーションメータ)
・状況及びその原因
①衝突被害軽減ブレーキにおいて、制御プログラムが不適切なため、駐停車している車列の側方を通過する際に、前方カメラとミリ波センサによる車両認識に差異が発生し、システムが停止することがある。
そのため、システムが再起動する間、警告灯が点灯して衝突被害軽減ブレーキが作動しないおそれがある。
②自動命令型操舵機能であるアドバンストパークにおいて、制御プログラムが不適切なため、駐車条件が整わない等により駐車支援を中止した場合に警告音が吹鳴しないことがある。
そのため、保安基準第11条(かじ取り装置)に適合しないおそれがある。
・改善措置の内容
①全車両、衝突被害軽減ブレーキ用前方カメラのプログラムを対策仕様に修正する。
②全車両、コンビネーションメータのプログラムを対策仕様に修正する。
トヨタ ノア 他 計36型式 計14車種のリコール届出一覧表
日野 日野セレガ 計9型式 計1車種を対象(16日)
・不具合の部位(部品名)
非常口(非常口扉)
・状況及びその原因
大型バスの非常口扉において、室内操作ハンドルの軸と駆動レバーの嵌合構造が不適切なため、嵌合代が不足しているものがある。
そのため、ハンドル操作時に空転し非常口扉が開かないおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、室内操作ハンドル一式を対策品に交換する。
いすゞ いすゞガーラ 計8型式 計1車種を対象(16日)
・不具合の部位(部品名)
非常口(非常口扉)
・状況及びその原因
大型バスの非常口扉において、室内操作ハンドルの軸と駆動レバーの嵌合構造が不適切なため、嵌合代が不足しているものがある。
そのため、ハンドル操作時に空転し非常口扉が開かないおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、室内操作ハンドル一式を対策品に交換する。
いすゞ いすゞガーラ 計8型式 計1車種のリコール届出一覧表
いすゞ エルフ 他 計139型式 計3車種を対象(24日)
・不具合の部位(部品名)
原動機(バキュームポンプカップリング)
・状況及びその原因
小型トラック用エンジンにおいて、バキュームポンプカップリングとカムシャフト間の隙間が大きいものがある。
そのため、そのまま使用を続けると、カップリングおよびカムシャフトの嵌合部が異常摩耗しカップリングが破損することで、バキュームポンプが作動不良となりブレーキ警告灯やバキューム警告灯が点灯し、クラッチおよびブレーキの操作が重くなる。
また、カムロータの折損およびVVT(バリアブルバルブタイミング機構)の位相ずれによりエンジン始動不良となり、最悪の場合、エンジンストールに至るおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、バキュームポンプカップリングを対策品に交換する。また、カムシャフトの嵌合部を点検し、摩耗量が基準を超える場合はカムシャフトを新品に交換する。
いすゞ エルフ 他 計139型式 計3車種のリコール届出一覧表
コマツ GD405-7 計1型式 計1車種を対象(27日)
・不具合の部位(部品名)
動力伝達装置(油圧回路フィルタ)
・状況及びその原因
グレーダにおいて、静油圧変速機のピーク圧の検討が不十分なため、車両が停止する前に前後進切換スイッチを後進から前進に切り換えると、油圧回路内に許容圧力を超える圧力がかかる場合がある。
そのためそのまま使用を続けると、フィルタが破損して作動油が漏れ、走行不能に至るおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、
①車体コントローラのプログラムを書き換える。
②取扱説明書どおりの使い方を周知する。
③部品準備でき次第フィルタを新品に交換し、補強バンドで固定する。
コマツ GD405-7 計1型式 計1車種のリコール届出一覧表
三菱 ふそうエアロエース 他 計14型式 計2車種を対象(28日)
・不具合の部位(部品名)
その他の装置(天井エアコンユニット)
・状況及びその原因
大・中型観光バスにおいて、天井エアコンユニットの樹脂製カバーを固定する金具類の防錆処置が不適切なため、当該金具類に錆が生じるものがある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該金具類の接合力が錆の進行によって低下し、最悪の場合、強い横風等を受けるとカバーが持ち上がって固定部が破損し、天井エアコンユニットからカバーが脱落するおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、各天井エアコンユニットカバーの取付け金具を点検し、剥離が認められた場合はリベットによる固定を追加すると共に、サイドカバー側フレームのカバー固定部にL字フレームを追加する。
三菱 ふそうエアロエース 他 計14型式 計2車種のリコール届出一覧表
三菱 ふそうエアロエース 他 計14型式 計2車種の改善箇所説明図
日野 日野レンジャー 他 計23型式 計2車種を対象(28日)
・不具合の部位(部品名)
その他
・状況及びその原因
車両製作工場の出荷検査において、駐車制動装置の制動力検査設備の設定が不適切なため、制動力の保安基準適合性の検査が適切に行われていなかったものがある。
・改善措置の内容
全車両、出荷後の検査履歴を確認し、未実施の車両は指定整備工場において自動車検査員による検査を行う。
また保安基準に関する不具合が認められた場合は是正する。
日野 日野レンジャー 他 計23型式 計2車種のリコール届出一覧表
日野 日野レンジャー 他 計23型式 計2車種の改善箇所説明図
2023年2月のリコール届出情報(輸入車)
フォルクスワーゲン VW ザ・ビートル1.2/77kW 他 計4型式 計4車種を対象(2日)
・不具合の部位(部品名)
エアバッグ装置(インフレータ)
・状況及びその原因
運転席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、高い湿度の環境下で大きな温度変化を繰り返すと、ガス発生剤が劣化することがある。そのため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、運転席用エアバッグユニットを対策品と交換する。
フォルクスワーゲン VW ザ・ビートル1.2/77kW 他 計4型式 計4車種のリコール届出一覧表
フォルクスワーゲン VW ザ・ビートル1.2/77kW 他 計4型式 計4車種の改善箇所説明図
アウディ アウディ A6 45Tq 他 計10型式 計10車種を対象(2日)
・不具合の部位(部品名)
燃料装置(燃料ゲージセンサー)
・状況及びその原因
燃料デリバリーモジュールにおいて、燃料ゲージセンサーとブリーザーパイプとの間隔が不適切なため、燃料ゲージセンサーが当該パイプに引っかかることがある。
そのため、実際の燃料量と燃料計の指示値が一致せず、燃料が多く表示され、そのままの状態で走行を続けると、燃料切れにより走行不能となるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、燃料ゲージセンサーを対策品と交換する。
アウディ アウディ A6 45Tq 他 計10型式 計10車種のリコール届出一覧表
アウディ アウディ A6 45Tq 他 計10型式 計10車種の改善箇所説明図
アウディ アウディ A7 SB 55Tq 他 計14型式 計12車種を対象(2日)
・不具合の部位(部品名)
電気装置(データバスダイアグノシスインターフェース)
・状況及びその原因
リヤシートの下に取り付けられているデータバスダイアグノシスインターフェースにおいて、リヤシートにこぼした液体の水分により、データバスダイアグノシスインターフェース内で短絡が発生することがある。
そのため、警告灯が点灯するとともに、エンジンが出力を抑える緊急走行モードに入ったり、パワーステアリングのアシスト力が減少したりするおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、データバスダイアグノシスインターフェースに保護カバーを取り付ける。
データバスダイアグノシスインターフェースに短絡が認められた場合は交換する。
アウディ アウディ A7 SB 55Tq 他 計14型式 計12車種のリコール届出一覧表
アウディ アウディ A7 SB 55Tq 他 計14型式 計12車種の改善箇所説明図
BMW R1250GSA 他 計1型式 計2車種を対象(2日)
・不具合の部位(部品名)
原動機(エンジン制御装置)
・状況及びその原因
エンジン回転数と駆動輪の間に 急な大きな回転速度差を生じさせる特殊な運転操作条件下において、トランスミッションに大きな負荷がかかることがある。
そのため、そのような走行を繰り返すことで、最悪の場合、トランスミッションのインプットシャフトが折損し、走行不能になるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、エンジン制御プログラムを修正する。
BMW R1250GSA 他 計1型式 計2車種のリコール届出一覧表
BMW R1250GSA 他 計1型式 計2車種の改善箇所説明図
メルセデスベンツ GLE350d 4MATIC 他 計7型式 計7車種を対象(9日)
・不具合の部位(部品名)
車枠(シーリング)
・状況及びその原因
後部車枠において、設計公差が不適切および製造誤差が大きいため、リアゲート周り等の水密性が不足しているものがある。
そのため、走行時等の車枠のひずみにより雨水が少量ずつ荷室内に浸入する。
雨水の浸入が繰り返されることによりスペアタイヤの格納室がやがて浸水し、近傍にある燃料ポンプコントロールユニット内にも水分が浸入することで、最悪の場合、走行中に警告灯の点灯と共にエンジンが停止するおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、スペアタイヤの格納室を点検し、ドレインプラグを装着する。既に浸水している場合は、燃料ポンプコントロールユニットを新品に交換する。
メルセデスベンツ GLE350d 4MATIC 他 計7型式 計7車種のリコール届出一覧表
メルセデスベンツ GLE350d 4MATIC 他 計7型式 計7車種の改善箇所説明図
TADANO FAUN ATF-120-5.1 他 計9型式 計5車種を対象(16日)
・不具合の部位(部品名)
後写鏡等(直前確認鏡(カメラ))
・状況及びその原因
クレーン車またはクレーン用台車の直前確認カメラにおいて、カメラ配線の配策が不適切なため、カメラ配線が自動車の外側の表面上に露出している。
そのため、道路運送車両の保安基準第 44 条の細目を定める告示第 146 条(後写鏡等)を満足しない。
・改善措置の内容
全車両、カメラ配線が自動車の外側の表面上に露出しない配策に変更する。
TADANO FAUN ATF-120-5.1 他 計9型式 計5車種のリコール届出一覧表
TADANO FAUN ATF-120-5.1 他 計9型式 計5車種の改善箇所説明図
ポルシェ PANAMERA 他 計2型式 計4車種を対象(20日)
・不具合の部位(部品名)
原動機(カムシャフト・コントローラ)
・状況及びその原因
原動機のカムシャフト・コントローラにおいて、カムギヤを固定しているボルトのボルトヘッド厚みの設計値が不適切なため、締め付け時に当該ボルトが損傷しているものがある。
そのため、カムギヤの固定が緩むことで異音や点火タイミングずれによるエンジン不調が発生し、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、カムギヤの固定が外れてエンストして再始動不能となるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、カムシャフト・コントローラのカムギヤ固定ボルトを対策品に交換する。
ボルトに緩みが発生している場合には、当該カムシャフト・コントローラを対策品に交換する。
ボルトの破断が発生している場合には、エンジン内部を点検し、必要な修理を行う。
ポルシェ PANAMERA 他 計2型式 計4車種のリコール届出一覧表
ポルシェ PANAMERA 他 計2型式 計4車種の改善箇所説明図
プジョー 208 他 計7型式 計6車種を対象(22日)
・不具合の部位(部品名)
原動機(タイミングベルト)
・状況及びその原因
タイミングベルトにおいて、特定の燃料や添加剤の影響によるエンジンオイルの変質のため、エンジンオイルに浸された構造のタイミングベルトの劣化が進行しているものがある。
そのため、タイミングベルトの表面が剥離してブレーキバキュームポンプが破損し、ブレーキ倍力装置の機能が低下する
・改善措置の内容
全車両、以下の措置を実施する。
①タイミングベルトを点検し、劣化が確認された場合は、タイミングベルト、バキュームポンプ、オイルフィルターを新品に交換する。
②エンジン ECU のソフトウエアを対策プログラムに更新し、倍力装置の機能低下に関する警告機能を追加する。
プジョー 208 他 計7型式 計6車種のリコール届出一覧表
アウディ アウディ Q5 40TDIq 他 計6型式 計6車種を対象(28日)
・不具合の部位(部品名)
車体(フェンダー内部・樹脂製カバー)
・状況及びその原因
後部フェンダー内側の樹脂製カバーにおいて、取り付けクリップの形状が不適切なため、走行振動等により取り付けクリップが緩むことがある。
そのため、当該クリップが外れ、最悪の場合、走行中に当該樹脂製カバーが脱落するおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、取り付けクリップを対策品に交換する。
アウディ アウディ Q5 40TDIq 他 計6型式 計6車種のリコール届出一覧表
アウディ アウディ Q5 40TDIq 他 計6型式 計6車種の改善箇所説明図
トライアンフ スピードトリプル RS 他 計2型式 計2車種を対象(28日)
・不具合の部位(部品名)
冷却装置(冷却ファン)
・状況及びその原因
冷却装置において、冷却ファンモーターがエンジンからの熱を繰り返し過剰に受けることにより、モーターの性能に影響をきたすことがある。
そのため、そのまま走行を続けると、オーバーヒートが発生し、最悪の場合、エンジンが停止し再始動不可となるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、冷却ファンモーターにヒートシールドを追加する。
トライアンフ スピードトリプル RS 他 計2型式 計2車種のリコール届出一覧表
トライアンフ スピードトリプル RS 他 計2型式 計2車種の改善箇所説明図
2023年2月の改善対策届出情報(国産車)
ヤマハ アクシスZ LTS125 他 計2型式 計2車種を対象(1日)
・不具合の部位(部品名)
燃料装置(燃料タンク)
・状況及びその原因
燃料タンクにおいて、取付け構造が不適切なため、悪路等を繰り返し走行すると、燃料タンクの前方右側取付け部付近に過大な力が加わり、亀裂が生じるものがある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、亀裂が進行し、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、燃料タンクの取付け構造を変更する。
また、型式、車台番号に応じて①もしくは②を併せて実施する。
①燃料タンクを新品に交換する。
②燃料タンクを点検し、ガソリン漏れが認められるものは、新品に交換する。
ヤマハ アクシスZ LTS125 他 計2型式 計2車種のリコール届出一覧表
ヤマハ アクシスZ LTS125 他 計2型式 計2車種の改善箇所説明図
2023年2月の改善対策届出情報(輸入車)
ルノー キャプチャー 他 計5型式 計3車種を対象(24日)
・不具合の部位(部品名)
その他(フロントカメラ)
・状況及びその原因
運転支援システムの構成部品であるフロントカメラにおいて、半導体の製造管理が不適切なため導通不良が発生し、カメラが作動停止することがある。
そのため、運転支援システムが機能しなくなるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、フロントカメラを対策品に交換する。
ルノー キャプチャー 他 計5型式 計3車種のリコール届出一覧表
ルノー キャプチャー 他 計5型式 計3車種の改善箇所説明図
さいごに
以上が、2023年2月分のリコール及び改善対策届出情報についてまとめたものとなります。
対象となる車両をお持ちの方は、早めの対応をおすすめします。
季節の変わり目なので、リコールに限らず日常点検を怠らずに安全運転でお願いします。
この記事の参照URL:https://www.mlit.go.jp/jidosha/news.html
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