テレビのニュースや新聞などで、連日賑わしている日本人メジャーリーガーの活躍を見ると、我々日本人として誇り高く感じ、これからも活躍することを日本人全員が願っていると思います。
皆さんの記憶にも新しい、2023年3月に行われた「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の決勝では、劇的な勝利で優勝に導き、日本中が沸きました!
日本代表の中にも、野球の本場であるメジャーリーグ(MLB)で活躍する選手たちとも一丸となり、掴めた勝利であります。
そんな、野球の最前線であるメジャーリーグで活躍する日本人選手は、どんなクルマに乗っているのか、気になったことはないでしょうか?
今回は、メジャーリーグで活躍する日本人選手の愛車について、お話します。
日本人メジャーリーガーの愛車とは?
大谷翔平選手 ポルシェ・タイカン(日本) ポルシェ・カイエン(アメリカ)
テレビで連日、活躍している姿が印象的な投手と野手の「二刀流」として、これまで誰も成し遂げることのできなかった記録を次々と打ち立てているのが大谷翔平選手だ。
大谷選手の2023年シーズンの年俸は3000万ドル(約41億4,300万円)と、稼ぐ年俸も規格外であり、さらに、2024年以降はMLB史上最高額となる単年4000万ドル(約55億5,100万円)クラスの複数年契約が控えていると言われています。
そんな大谷選手ですが、2022年8月にポルシェ・ジャパンとのアンバサダー契約を結んだことによって、日本でのクルマ移動では、ポルシェのバッテリーEV(BEV)車である、「タイカン」に乗っているところをメディアに取り上げられ、話題になりました。
しかも、乗っているタイカンは最上級モデルの「ターボS」で、最高出力761馬力、時速100kmに2.8秒で到達する性能を持ち、価格は約2,500万円となっていますが、大谷選手の収入であれば問題ないと思われます。
ただし、あくまでも予想ですが、メディアなどで愛車として紹介されたタイカンは、ポルシェ・ジャパンが貸し出している車両の可能性があります。
契約が公表されたときに、そうした詳細までは明確にされないことが多いのですが、こうしたビッグスターの場合は貸与と言うことが多いと思います。
実際に2022年のアンバサダー契約を発表した時点では「日本ではポルシェ・タイカン、アメリカではあのBEV専業メーカーであるテスラのSUV、モデルX」という報道もあり、2021年には免許を取得したばかりの大谷選手が、つや消しのボディラッピングを施したモデルXを運転して球場入りする姿もありました。
しかし、2023年春季キャンプには、通訳の水原一平さんがポルシェのSUVとして人気の白い「カイエン」の左ドアから降り、大谷選手は助手席から降りてくる映像が報道のワンシーンで捉えていました。
これにより、現在では「日本では、ポルシェのタイカン。アメリカではポルシェのカイエン」と、ポルシェのアンバサダーらしい車種を選択しています。
ダルビッシュ有選手 ロールスロイス・カリナン
2009年のWBC第2回大会優勝時の決勝戦の勝利投手であり、2023年第5回大会ではチーム最年長として、チームの精神的支柱といえる存在のダルビッシュ有投手の愛車は、「ロールスロイスのカリナン」になります。
カリナンの車両本体価格は4,258万~4,951万円と、プレミアムSUVの中でも最も高い価格となっています。
カリナンに搭載されているエンジンは、最高出力571PS・最大トルク850Nmを発生する6.75L V型12気筒ツインターボで、組み合わされるトランスミッションは8速ATとなっています。
駆動方式はロールス・ロイス初の4WDを採用しており、車両重量は2,750~2,850kgというヘビー級ながら、最高速度は250km/hを実現している、SUV界のスーパーカーとも言えるでしょう。
カリナンには、最新の運転支援システムに加えて、昼間・夜間野生動物・歩行者警告機能付きナイト・ビジョン/ビジョン・アシスト、ヘリコプタービュー付き4カメラシステムなど最先端の技術が満載されています。
価格帯も4,000万円台と、世界中のどこにも他に並ぶものがない最上級のラグジュアリーな旅の基準を再定義し、今日販売されているSUVの中でも最も万能なファミリー&レジャー用高級ラグジュアリーSUVは、ダルビッシュ有選手にふさわしいクルマである。
吉田正尚選手 ランドローバー・レンジローバー ヴェラール
2022年シーズンに悲願の日本一を達成したオリックス・バファローズの、中心選手として活躍してきた吉田正尚選手は、2023年からボストン・レッドソックスへと移籍し、早くも活躍する姿が報道されています。
日本では推定4億円という超高額年俸を手にしていた吉田選手ですが、MLBでは5年総額9000万ドル(約124億8900万円)を手にする契約を結んでいます。
そんな吉田選手は、日本ではランドローバーのレンジローバー ヴェラールを愛車にしていることを話しています。
ランドローバーのモデルの中でも、最も流麗なデザインを持つSUVであるヴェラールを選んだ理由としては、SUVは腰への負担が最も少なそうであったことを挙げています。
豪快なフルスイングが特徴の吉田選手ですが、以前から腰痛に悩まされていたということから、選択に至った経緯があります。
レンジローバー ヴェラールの価格は、909万円~1,109万円となっています。
鈴木誠也選手 ジープ・グランドチェロキー
広島東洋カープから、ポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた鈴木誠也選手は、カブスと5年契約で合意し年俸総額は8500万ドル(約117億9,600万円)を結んでいます。
そんな、鈴木誠也選手の愛車は、「ジープのグランドチェロキー」になります。
グランドチェロキーは、ジープ社のフラッグシップモデルで、ジープブランドの伝統的なオフロード能力が備わっていて、クワッドラトラック4WDシステムやセレクテライン・トラクションマネジメントシステムなどの機能により、悪路や厳しい路面状況に対応し、優れたトラクションと走行安定性を実現します。
たくましい走破性能を持ちながら、インテリアには質の高い素材や上質な装飾が施されており、快適性とラグジュアリー感を両立していて、広々とした室内空間や快適なシートも特徴的です。
グランドチェロキーの価格は、892万~1,189万円となっています。
さいごに
体が資本のアスリート、それも野球の最前線であるメジャーリーグで活躍している選手たちの愛車は、正に高級車と言える車種ばかりでした。
ただし、お金があるから高級車を選ぶというよりも、もしものときに自身の体が守られる頑丈で安全性の高い車種を選んだ結果が高級車になるという構図になっている気がします。
これからも、どんどん日本人のメジャーリーガーが誕生し、活躍してほしいです。
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