メルセデスベンツ EQC(Mercedes-Benz イーキューシー)は、2016年9月30日にパリモーターショー2016にてCASEという中期戦略のもと「ジェネレーションEQ」が発表され、その後2018年9月4日にEQCが発表された。
2019年7月4日に日本国内導入が発表され、日本市場デビュー記念モデルとして、限定55台の「EQCエディション1886」から導入された。
欧州各国では、将来的にガソリン/ディーゼルエンジン車の新車販売を取りやめる政策を発表していることから、今後EVが主流になってくる。いや、ならざるを得ない状況なので、EV市場が今後激戦区となるだろう。
これまでの、ノウハウが詰め込まれたメルセデスベンツのクルマ作りを電気自動車にも集約し、クオリティの高いEV車を作り上げた。
それでは、今回はメルセデスベンツEQCについて紹介します。
EQCの価格は
グレード | バッテリー容量 | 駆動方式 | WLTCモード一充電走行距離 | 価格 |
EQC400 4MATIC | 80kWh | 4WD | 400km | 1,080万0,000円 |
近未来のクルマのあり方を創造するエクステリアデザイン
フロントデザイン
フロントフェイスには、滑らかな曲面を描くブラックパネル基調で、グリル・ヘッドライト・バンパーがシームレスに結合し、EQモデルならではの個性を創出している。
サイドデザイン
ルーフラインからルーフスポイラーへと流れる、クーペのように伸びやかなシルエットは、これまでのデザインノウハウを惜しみなく注いでおり、クリアで塊感のあるフォルムを実現するとともに、空力特性の向上にも貢献している。
リアデザイン
スリムなリアコンビネーションランプには、最近流行りの「真一文字」型のテールデザインとなっており、滑らかなバンパーデザインは、力強く張り出したリアフェンダーとともにリアエンドのワイド感を強調している。
様々な情報表示を取り入れ、EQならではの最先端なインテリアデザイン
車速や、出力&回生レベル、バッテリー残量などを表示して走行状況が一目でわかるコックピットディスプレイや、充電ステーションの位置やバッテリー残量を考慮したルート案内をしてくれるオンラインナビゲーションを採用しています。
ダッシュボードを取り囲むルーバーシュラウドやローズゴールドのエアアウトレットなど、最先端のeモビリティが体感できるデザインとともに、新鮮な毎日が愉しめる。
シートデザイン
フロントのレザーツインシートは上質なファブリックを採用しています。
見る角度によって微妙に色合いを変える生地がエレガントな雰囲気を醸し出し、シートに座った瞬間に包み込まれているような感覚で居心地の良さを演出している。
ステアリングデザイン
EQCは最新デザインの本革製マルチファンクションステアリングを採用している。
革新的なタッチコントロールボタンによって、ステアリングから手を離さずに、さまざまな機能を操作することが可能となっている。
AMGライン装着車はAMGスポーツステアリングを装備し、ダイナミックなDシェイプがコックピットをスポーティに彩り、ドライビングマインドを刺激する。
卓越したパフォーマンスとゼロエミッションを実現するEQシステム
高出力モーター/可変式4MATIC
前後それぞれに1基ずつの高性能モーターを搭載することで、走行状況に応じて前後トルクをシームレスに配分する。
低~中負荷域は効率を最大化するためフロントモーターのみで走行し、パワーが必要なときはリアモーターも駆動することで、前後合計300kW(408PS)、765N・m(78.0kgf・m)を発生させ、スポーティなドライビングも愉しめる。
さらに、雨天時などの滑りやすい路面では四輪駆動(4MATIC)ならではの優れた安定性とトラクションを発揮し、安心感を高めます。
大容量リチウムイオンバッテリー
EQC専用に開発された、80kWhの容量をもつ最新世代のリチウムイオンバッテリーを搭載しています。
航続距離は、ゆとりのある400kmで、長距離ドライブも安心して愉しめる。
効率的な冷却でバッテリー温度を常に適正に保つ水冷システムも採用している。
薄型のバッテリーは、前後アクスル間のフロア中央に配置することで車両の低重心化も実現。
さらに8年または16万km(いずれか早いほう)の特別保証が適用されるので長い間、安心して乗リ続けることもできる点は、消費者にとって大きなメリットである。
充電システム
普通充電(AC200V)及び急速充電(CHAdeMO)に対応した充電システムを搭載しています。
例えば、50kWタイプの急速充電の場合、約30分の充電で約120km(約25kWh分)の充電が可能となっている。
また、自宅などでは、メルセデスベンツの提供する充電用ウォールユニット(6kW/30A)であれば、約13時間でフル充電が可能です。
回生ブレーキ
回生ブレーキは、運動エネルギーを電気エネルギーとしてバッテリーに蓄え、前後2つのモーターを使用することで高い効率を実現している。
さらに、回生ブレーキの強さはパドルシフトで4段階に切り替え可能で、最も強い「D–」では、アクセルから足を離すだけで十分な制動力が得られ、ブレーキを踏まなくてもアクセルペダルだけで自在に速度調整ができるワンペダル走行により、これまでにないドライブフィールを味わうことができる。
※ワンペダル走行時、アクセルオフのみでは完全に停止できません。
ダイナミックセレクト
航続距離を優先した効率重視の走行から、EQCのパフォーマンスを最大化するダイナミックな走行まで、モードを切り替えるだけで多様な走行特性を得ることができます。
「ECO」は効率と航続距離を重視し、エコドライビングをサポートする。
「Comfort」は快適性を重視したアクセル特性で、追い越し時などは必要に応じて力強い加速も可能です。
「Sport」はレスポンスを最適化し、アクセル特性がよりダイナミックに変化し、EQCの優れたドライビングダイナミクスを存分に味わうことができる。
「Individual」は各パラメーターの効率性、快適性、ダイナミズムなどを好みに応じた設定も可能となっている。
サスペンション
リアにはセルフレベリング機能を備えたエアサスペンションを採用している。
乗車人数や荷物の量などによる車体姿勢の変化を自動補正することで、安定したハンドリング性能を実現し、さらに優れた耐振動性が、快適な乗り心地を両立させている。
エアロダイナミクス
フロントグリル及びフロントバンパー中央のエアインテークに内蔵された2セクションのラジエターシャッターが状況に応じて作動することで、空力特性と冷却性能を両立している。
ランニングボード、リアルーフスポイラー、リアサイドスポイラー、そしてアルミホイールも空力特性を最適化したデザインとなっており、SUVとして最高水準のCd=0.29という卓越した空力性能を実現しており効率にも貢献している。
ESP
4MATICモデル専用に開発したESPは滑りやすい路面などで空転したタイヤにブレーキをかけ、残りのタイヤに最適な駆動力を伝達することで、悪路登坂時に優れた効果を発揮する。
またカーブからの加速時にタイヤのスリップを防ぎ、安定した走行姿勢を保ちます。
EQ専用アフターサービス
初度登録から5年間/走行距離10万kmにて「一般保証、メンテナンス保証、24 時間ツーリングサポート」を適用する「EQケア」を標準設定することで、アフターケアのコストを心配することがなくなり、安心してEQCを所有することができる。
EQC独自の安全コンセプトを採用したセーフティシステム
極高度な衝突安全性に加えて、メルセデスベンツはバッテリーを含む全ての高電圧コンポーネントに、法的基準を超えた厳格な安全基準を設けている。
EQCはこうした電気自動車のための基準に適合するよう専用に開発されており、万一の事故の際に高電圧回路を保護・遮断することで極めて高い安全性を実現している。
事故の際、高電圧システムの損傷を防ぐとともに速やかに回路を遮断することによって、高電圧による乗員及び救助員の負傷を防ぐ工夫がなされている。
セーフティ
EQCは事故の被害を最小限にとどめる安全性(パッシブセーフティ)にも最先端のテクノロジーを投入している。
車両構造のセーフティレベルの向上を徹底的に追求していて、例えばリチウムイオンバッテリーをフロア下に配置することで低重心化を図り、クルマの横転のリスクを低減することに繋がっている。
また、フェンダーとドアの間にクラッシュギャップを設けることで、事故の際にもドアを開けやすくし、乗員の救助をサポートする。
さらに、高電圧バッテリーなどの特殊部品も厳格な基準を適用しており、事故によるショートが発生する危険性を防ぐなど、EQC独自のコンセプトにより、電気自動車に求められる高度な安全性を実現しています。
高電圧バッテリー
高電圧システムの損傷防止構造
バッテリー周囲を強固なフレームで囲み、フレームとバッテリーの間には側面衝突時の衝撃を効果的に吸収する衝撃吸収素材を配置している。
さらにバッテリー前部のプロテクションシールドが、衝突時の他の車両や部品などの侵入による損傷を防止し、高電圧システムの損傷によるショート等の二次災害を防ぐ。
事故の際の高電圧システム停止機能
メルセデスベンツならではのマルチステージの安全コンセプトを採用しており、高電圧システムは事故の際に自動的に停止して、乗員及び救助員を感電の危険から守ります。
さらに、救助員が手動で高電圧システムを停止できるようにシャットダウンポイントも設定し、また、バッテリーの急速充電中に衝撃を検知した際には、自動的に充電プロセス及び高電圧システムを停止するシステムとなっている。
バッテリーの安全機能
日々安心して使っていただけるよう、バッテリー自体にもマルチステージの安全コンセプトが適用されており、温度、電圧、絶縁の状態を常に監視し、万一問題が発生した場合はバッテリーを回路から遮断するので、危険な過熱や過電流を防止する。
7個のSRSエアバッグ
運転席と助手席には衝撃の大きさに応じて展開を2段階に制御するデュアルステージ式SRSエアバッグとSRSサイドバッグを装備しています。
さらにSRSウインドウバッグが側面衝突時における乗員へのダメージを軽減し、運転席には、運転者の前方への移動を防ぎシートベルトの効果を最大限に高めるSRSニーバッグも装備している。
車両接近通報装置
30km/h以下での走行時に、歩行者や自転車に対して車両の接近を知らせる電子音を発生させ、車両の接近を音で知らせることで安全性を高めます。
加速時とブレーキング時で音が変化するので、後方から車両が接近する場合でも、歩行者や自転車は音だけで走行状況がわかるように工夫されている。
インテリジェントドライブ
EQCには、前方約250m、側方約40m、後方約80mを検知するレーダー、約90mの3D視を含む約500m前方をカバーするステレオカメラという最先端のセンサーシステムを搭載している。
周囲の状況をより早い段階でより詳細に検知し、事故の回避や被害軽減などを図ることで、メルセデスの最高峰Sクラスと同等の、世界最高水準の安全性能を実現する。
アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)&アクティブステアリングアシスト】
高速走行から渋滞時まで、ステアリングに手を添えているだけで、自動加減速とステアリングアシストで、前走車との最適な距離を維持しながら、車線もキープするので運転者の疲労を大幅に軽減し、安全性向上に貢献している。
※アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)&アクティブステアリングアシストで、自動運転はできません。
両手がステアリングから一定時間以上離れていると警告音が鳴り、ドライバーが反応せず、さらに警告が繰り返されると、自動で減速し、停止します。
マルチビームLEDヘッドライト
片側24個のLEDを瞬時に制御することで、前走車や対向車を眩惑せずに、より広い範囲を自動で照らし続ける先進のライトシステムとなっており、安心感に満ちた夜間の視界を実現する。
また、ブラックパネルフロントグリルと一体になるブラック塗装、特徴的なデイタイムランニングライトとともに、モビリティの未来をリードする先進的な表情を創造するデザインになっている。
アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し/右折時対向車検知機能付)
前走車、自転車、歩行者などとの衝突の危険を警告します。
ブレーキ圧の補助や自動(被害軽減)ブレーキで、衝突回避・被害軽減をサポートする。
さらに、自動(被害軽減)ブレーキで右折時の対向車との衝突回避を図る機能も追加され、より安心感が得られる。
※作動速度範囲:約7~250km/h、歩行者検知機能作動減速範囲:約7~70km/h。
アクティブレーンチェンジングアシスト&アクティブブラインドスポットアシスト(降車時警告機能付)
ウインカーを点滅させるだけで、自動で車線変更をします。
さらに通常の車線変更時の危険回避もサポートし、また停車時に、後方から接近するクルマなどに気づかずにドアを開けようとするとインジケーターと音で警告します。
※アクティブレーンチェンジングアシストはアクティブステアリングアシストがONのときに作動します。また、車両が高速道路上と認識している場合のみ作動します。
アクティブエマージェンシーストップアシスト
一定時間以上両手がステアリングから離れているのをシステムが検知すると、警告音が鳴り、運転者が反応しない場合は、さらに警告音を鳴らしながら、緩やかに減速して完全に停止する。
※アクティブステアリングアシストがONのときに作動します。
緊急回避補助システム
前方にいる車道横断中の歩行者との衝突の危険があるときなどに、回避しながら走行車線にスムーズに戻れるよう運転者のステアリング操作をアシストするので、とっさの回避操作が安心して確実に行える。
※緊急回避補助システムはドライバーがステアリングの緊急操作を行うことで作動する機能です。自動的には作動しませんのでご注意ください。
PRE-SAFEサウンド
衝突が避けられないときに、スピーカーから短時間ノイズを発生することで、鼓膜の振動を内耳に伝えにくくすることで、聴覚への影響の軽減を図るシステム。
MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)
MBUXは、自分の言葉で、指先で操作でき、あなたの好みや行動を学習しサポートする革新のインフォテインメントシステムです。
運転者が運転に集中できるよう、様々な機能がより素早くシンプルに操作できるので、高い安全性を実現している。
自然対話式音声認識機能
「ハイ、メルセデス」とクルマに話しかけるだけで起動し、「ちょっと寒い」「レストランに行きたい」など、普段の会話のように話しかけるだけで、車両設定やインフォテインメント機能が簡単に操作できる。
無料で利用いただける期間:3年(オンラインでの音声認識機能のみ)
タッチインターフェース
センターディスプレイのタッチスクリーンとセンターコンソールのタッチパッドでは、指先でセレクト、スワイプ、拡大などが可能なので、インフォテインメントのすべての機能がスマートフォンのように素早く簡単に操作ができる。
インターネット情報表示地図機能
ナビゲーションの地図上に、料金情報付のガソリンスタンド、天気情報などを表示する。
※無料で利用できる期間は3年
パーソナライゼーション機能
普段乗るクルマ(MBUX搭載車)の車両設定やナビゲーション設定をサーバーに保存することで、他のクルマ(MBUX搭載車)を運転する際などに、普段乗っているクルマの情報をダウンロードして、普段と同じドライビング環境を簡単に設定することができる。
また、同じクルマで家族のプロフィールを複数保存することが可能となっている。
※無料で利用できる期間は3年
予測提案機能
勤務先やよく立ち寄るお店など、普段の行動を学習し、目的地の候補として自動で提案し、ナビゲーションしてくれます。
さらに、いつも聴いているラジオ局なども提案する。
革新のハードウエア
高精細なディスプレイと高速演算テクノロジーを採用する事で、すべての動作が素早く快適に行われる革新のハードウエアを搭載している。
Mercedes me Charge
Mercedes me Chargeは、EQのための便利で快適なサービス・機能をユーザーに提供します。
Mercedes me Chargeに登録することにより、充電ステーションの満空情報付き位置検索や充電状況の表示、充電ステーションの位置を考慮した走行ルートの設定など、EQ独自の機能をMercedes me Connectで使用することが可能となっており、EQCのドライビングをさらに余裕をもって愉しんでいただけます。
EQオンラインナビゲーション
EQオンラインナビゲーションは、勾配情報、充電ステーションの位置情報、EQCの充電状況及び気温情報などを総合的に判断し、走行中にどこで充電すべきかも含めた、適切なルートをオンラインで探索し、MBUXまたはMercedes meアプリで使用することができる。
充電ステーション情報
充電ステーションの位置や詳細、空き情報などのリアルタイム情報をMBUXまたはMercedes meアプリの地図上に表示する。
また、Mercedes meアプリからはSend2Carを利用して、目的地をMBUXに送信することも可能だ。
利便性の高いユーザーインターフェースに、ドライブを支える主要装備
エナジャイジングパッケージ
空調、照明、音楽、パフュームアトマイザー、シートの快適機能などをトータルでコントロールし、乗る人にリフレッシュやリラックスをもたらします。
「リフレッシュ」「バイタリティ」「トレーニング」「パワーナップ」などの7つのプログラムを選択することが可能となっている。
※エナジャイジングプログラムの内容は車両の装備によって異なります。
ラゲッジルーム
通常時で500L、後席を倒せば最大1,460Lを実現する、大容量かつ使いやすいラゲッジルームがEQCの魅力の一つ。
さらに、バックレストを40:20:40で前方に倒せる分割可倒機能も装備することで、様々なシートアレンジが可能で、多彩なバリエーションのラゲッジスペースを作り出せるため、利便性・実用性に優れている。
EASY-PACKクイックフォールドで、ラゲッジルーム内左右のリアシートリリーススイッチにより、指先ひとつで簡単にシートを倒すことができるので、煩わしい操作を回避します。
ヘッドアップディスプレイ
現在の速度、ナビゲーション情報、各種アシスタンスシステムの情報などを、フルカラーディスプレイとLEDライトによって運転者の視界前方に表示するヘッドアップディスプレイは、走行中でもわずかな視点移動で各情報を確認することができるので、運転者の視覚移動を減らし目の疲労を軽減するようにも配慮されている。
10.25インチワイドディスプレイ(タッチスクリーン)
高精細で、10.25インチのワイドディスプレイを採用することで、ナビゲーションの地図表示なども、鮮明な画像でより広い範囲が確認可能となりました。
見やすい画面表示と、画面に直接触れるタッチ操作またはタッチコントロールボタンで、素早く簡単にすべてのメニューが操作でき、さらに、EQメニューを搭載し、航続距離や充電状況、エナジーフロー、EQオンラインナビゲーションなどが、新しいドライビングをサポートする。
ワイヤレスチャージング
センターコンソール前方の小物入れに、Qi規格対応のスマートフォンを置いておくだけで充電が可能です。
※Qi規格対応のスマートフォンのみ使用できる。
タッチパッド
スワイプやピンチイン・アウトなどスマートフォン同様の操作により、直感的に扱うことが可能だ。
また、タッチパッドに指で文字を書くことで電話番号などの入力が可能で、運転者は運転中でも前方から目を逸らすことなく安全に操作することができる。
さらに、タッチパッド左側のEQC専用ボタンを押すことで、ダイレクトにMBUXのメニューにアクセスすることもできるので、利便性の高さを感じられる。
クライメートコントロール(前席左右・後席独立調整)
運転席、助手席、後席で独立して温度設定が可能なクライメートコントロールは、室温や外気温の変化に応じて、設定に合わせた温度と風量を自動的に調整する。
専用の操作パネルのほか、タッチスクリーンによるグラフィカルで分かりやすい操作が可能で、また、スマートフォンで乗車前にクライメートコントロールの作動を行なえるプリエントリークライメートコントロールにも対応しており、出発時間に合わせて予約設定することも可能だ。
アンビエントライト(64色)
ドア、ダッシュボード、センターコンソールなどの柔らかなLEDの間接光が、華やかでありながら深い安らぎに包まれる、心地よい室内空間を創造します。
照明色は64色から選べ、明るさも調整できるので、お好みのシュチュエーションでナイトドライブを華やかにします。
エアバランスパッケージ(空気清浄機、パフュームアトマイザー付)
ウイルスやバクテリアの活動を抑制する空気清浄機能と高性能フィルターがクリーンな室内環境を実現します。
さらに、心地よい芳香を拡散するパフュームアトマイザー機能も装備している。
EASY-PACK自動開閉テールゲート
テールゲートのスイッチのほか、運転席やエレクトロニックキーのスイッチでも電動で開閉が可能で、また、スイッチ操作でテールゲートを自由な角度で止めることができるので、様々なシーンで利便性を感じることができる。
360°カメラシステム&アクティブパーキングアシスト(縦列・並列駐車)
360°カメラシステムでは自車を真上から見ているような画像で、車両周辺の状況が直感的に把握することができます。
アクティブパーキングアシストでは、自動操舵・ギアチェンジ・アクセル・ブレーキ機能によって、簡単に駐車ができるよう支援します。
さいごに
EQCはいかがだったでしょうか?
筆者は、このEQCが走行しているのを見たことがありますが、EVなので当然ですがエンジンの音などは一切しないで、「スゥー」と走っていくさまが、EVらしくメルセデスベンツもEVモデルに力を入れていってる本気度が伺えました。
デザインに関しても、これまでのメルセデスに採用されている部分をEQCにも搭載させ、今まで通りの操作感を持たせることで、メルセデスユーザーは違和感なく使いこなせるし、初めてメルセデスを乗る方でも使いやすいユーザーインターフェースに感心するだろう。
ワンペダルによる運転感覚もすぐに慣れれば、運転そのものの疲労は軽減でき、新感覚のドライブが楽しむこともでき、これまでのメルセデス同様安全装備も充実しているので、安心安全のもとEQCを走らせることができるだろう。
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