こんにちは、SCPです。
前回は、トヨタにおけるMT車のラインアップについて紹介しましたが、今回は日産とホンダについて紹介します。
前回のトヨタ車について紹介しましたが、想像以上にMTの設定車があることに驚きました。
まだまだ、MT車を選ぶユーザーが居ることを踏まえラインアップしてるんでしょうね。
日産(NISSAN)
マーチ
日産を代表する歴史のあるコンパクトカーといえば、マーチだろう。
今や、日産のコンパクトカーを牽引するモデルがノートとなっており、扱いやすいボディサイズe-POWER搭載で環境や動力性能が高いのが魅力的だ。
しかし、マーチも忘れてはならない。
マーチは、初代モデルが1982年に登場し約30年の歴史があり、現行型である4代目マーチは2010年より販売開始され、もちろん今でも現役の車種である。
そのマーチにもMT設定のグレードが存在します。
その名も「マーチ NISMO S」
NISMOは、日産に置けるモータースポーツやレース用マシンやチューニングパーツを提供する、いわばメーカー公式チューニングメーカーである。
そのNISMOが手掛ける、マーチ NISMO Sは、専用チューニングされた力強い低速トルクを5MTで自在に操ることができる。
走りにこだわり抜いたマーチ NISMO Sは、爽快な走りを魅せてくれる。
マーチ NISMO S(MT車)の価格は
グレード | 燃費(WLTCモード) | 価格 |
NISMO S | 非公表 | 187万6,600円 |
参考URL:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/march/specifications/nismo.html
フェアレディZ
フェアレディZも、マーチ同様、歴史のあるスポーツカーの代表格である。
フェアレディZの歴史は、マーチよりも長く初代モデルは1969年から登場している50年以上ラインアップされる車種になります。
現行型は2008年より販売されており、スポーツカーらしくMTの設定もあり、シンクロレブコントロール付6速マニュアルトランスミッションを採用しています。
シフトダウン時にはエンジンの回転を気にすることなく、シフトレバーを操作して即時にクラッチをつなぐことができ、誰でもプロドライバーを凌ぐシフトダウン操作が可能になっています。
これにより、無意識にシフト操作することが可能で、ステアリングやブレーキングに集中し、滑らかで安定した走りが可能になるのです。
よって、MT初心者の方でも気持ちよくクルマと一体化した走りが楽しめます。
フェアレディZ(MT車)の価格は
グレード | 燃費(WLTCモード) | 価格 |
フェアレディZ(6MT) | 8.5km/L | 397万9,800円 |
フェアレディZ Version S | 8.5km/L | 484万8,800円 |
フェアレディZ Version ST(6MT) | 8.5km/L | 519万8,600円 |
フェアレディZ NISMO(6MT) | 8.4km/L | 651万9,700円 |
参考URL:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/z.html
ホンダ
シビック タイプR
シビック タイプRは、シビックをベースにエンジンやサスペンションをチューニングした車種になり、シビック タイプRは1997年に初代モデルが誕生し、現行型モデルは2017年より販売開始されている。
これまで、ボディ形状を3ドアハッチバック、4ドアセダン、5ドアハッチバックと様々な形状を持つモデルがあるが、トランスミッションは、一貫してMTのみというスポーツマインドの高い車種になります。
現行型に搭載される、6速MTはエンジンのポテンシャルを余すことなく活かし切るために、1~6速で専用クロスレシオを設定、ファイナルギア比をローレシオ化し、全域で圧倒的な加速性能を引き出すセッティングとなっている。
併せて、エンジン回転数を自動でシンクロさせるレブマッチシステムを採用しており、まるでヒール&トゥを決めたかのようにシフト操作が可能となり、MT初心者でも操る歓びを満喫でき、エキスパートにはより精緻なハンドル操作やブレーキングに注力したドライビングが可能となります。
シビック タイプRの価格は
グレード | 燃費(WLTCモード) | 価格 |
TYPE R | 13.0km/L | 475万2,000円 |
TYPE R・Limited Edition | 13.0km/L | 550万0,000円 |
参考URL:https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/
S660
2015年に彗星のごとく登場した、S660は2人乗りの軽オープンスポーツカーである。
実質の後継車である、ビートが1996年に販売を終了した以来、19年ぶりに復活した軽規格の2シーターオープンスポーツカーということで話題性の高いクルマとなった。
すでに、2022年3月に販売終了する予定となっており、特別仕様車の「Modulo X Version Z」が発表され、エクステリアからインテリアまで専用パーツが取り付けられる最後の特別仕様車なので、S660を検討に入れている方は、早めの行動をおすすめします。
S660(MT車)の価格は
グレード | 燃費(WLTCモード) | 価格 |
β | 20.6km/L | 203万1,700円 |
α | 20.6km/L | 232万1,000円 |
S660 Modulo X | 非公表 | 304万2,600円 |
S660 Modulo X特別仕様車 Version Z | 非公表 | 315万0,000円 |
参考URL:https://www.honda.co.jp/S660/
シビック ハッチバック
シビック ハッチバックは2017年より10代目として登場した乗用車モデルである。
2020年にはシビック セダンが販売不振によりラインアップを終了したが、ハッチバックは存続している。
そのシビック ハッチバックにも6MT設定があり、操る愉しさを堪能できる。
シンクロナイザー機構の形状チューニングと高剛性化・ショートストローク化により、スムーズで気持ちの良いシフトフィールを追求している。
シビック ハッチバック(MT車)の価格は
グレード | 燃費(WLTCモード) | 価格 |
6MT | 16.4km/L | 294万8,000円 |
参考URL:https://www.honda.co.jp/CIVICHATCHBACK/
ホンダ N-ONE
2020年にフルモデルチェンジを果たしたばかりのN-ONEだが、こちらにはS660同様にギアレシオをクロスレシオ化されており、クラッチにはS660同様に大トルク対応型を採用しているが、操作荷重を変更するなどのチューニングがされたほか、クラッチペダルの急操作の際にクラッチ継合速度を低下させてエンジントルクの急激な伝達を回避するピークトルクリミッターやダンパー機構によりクラッチペダルに伝わる振動を軽減するクラッチダンパーが採用され、また、シフトノブはN360同様にインパネに配置され、S2000ベースの専用デザインとしている。
ホンダのあらゆるスポーツマインドを継承しているN-ONEは、6MTで駆け抜ける喜びを実感できる。
N-ONE(MT車)の価格は
グレード | 燃費(WLTCモード) | 価格 |
RS | 21.6km/L | 199万9,800円 |
参考URL:https://www.honda.co.jp/N-ONE/
ホンダ N-VAN
2011年11月に発売した初代N-BOXを皮切りに展開している「Nシリーズ」の第5弾となるモデルで、軽商用車の「新しい姿」を目指して開発された。
そのN-VANにもMT設定モデルが存在する。
軽バン初となる6MTは、ダイレクトな操作感、積載時の駆動力とともに、高速走行時の静粛性を両立しているものになっている。
CVTモデルよりも若干燃費性能が高いので、仕事をする上でコストの削減につながるのも魅力的だ。
N-VAN(MT車)の価格は
グレード | 駆動方式 | 燃費(WLTCモード) | 価格 |
G | FF | 19.8km/L | 127万6,000円 |
G | 4WD | 18.0km/L | 138万7,100円 |
L | FF | 19.8km/L | 140万5,800円 |
L | 4WD | 18.0km/L | 151万6,900円 |
+STYLE FUN | FF | 19.8km/L | 162万9,100円 |
+STYLE FUN | 4WD | 18.0km/L | 176万2,200円 |
参考URL:https://www.honda.co.jp/N-VAN/
さいごに
日産・ホンダの現ラインアップのMT車について紹介しましたがいかがだったでしょうか?
一昔前だと、MT車といえば5速MTや4速MTを採用するメーカーが多かったですが、最近ではATでも多段化しているように、6MTが当たり前となってきていますね。
それも、6速はスポーツカーに採用しているイメージが強かったので、現行でラインアップされているMT車で乗用車なのに6MTを採用しているメーカーが多くて時代が変わったなというイメージです。
このクルマはMTで乗りたいなど、メーカー側もユーザーの期待に応えているので、これからもMT車のラインアップが増えていければと思います。
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