2025年がスタートし、話題のクルマやファン待望の新型車登場を心待ちにしている方も多いかと思われます。
2025年は昨今人気のSUVをはじめ、電気自動車、ハッチバックやスポーツカーまで様々な新型車が登場予定です。
それでは、2025年登場予定の新型車を紹介します。
2025年登場予定の新型車
ホンダ N-ONE e:(エヌワン イー) 予想発売時期 3月頃
N-ONE e:は、既存のN-ONEをベースにした電気自動車とされ、すでに販売されているN-VAN e:に続く軽自動車EVの第2弾として登場します。
パワートレインには、電気モーターとなり最大出力は、64ps/18.5kgmとなり、最大トルクは2Lエンジンに匹敵するトルクを発揮し、アクセルを踏んだ瞬間に最大トルクを発揮することが可能な電気モーターの特性により、荷物を満載した場合にも軽快に加速することができます。
効率的にエネルギーを回生するブレーキシステムや最新バッテリーを採用することにより、航続距離は200kmとなっており、普段使いに不便のない航続距離が確保されています。
先進安全技術の「Honda SENSING」が搭載され、衝突軽減ブレーキ、誤発進抑制機能、アダプティブクルーズコントロール、車線維持支援システム、歩行者事故低減ステアリングなどを採用し、安全性が高められます。
N-ONE e:の予想価格は260万円~とされていますが、補助金を利用することで、既存のエンジンモデルであるN-ONEの上位グレード(ターボFF)の216万円に近い価格で選択することができます。
トヨタ クラウンエステート 予想発売時期 4月頃
2022年より販売が開始された、16代目現行型クラウンはシリーズ化され、現在セダンとSUVを融合させたクロスオーバー、ハッチバックモデルのスポーツ、正統派スタイルのセダンが販売されています。
そして、最後にリリースされるのが「エステート」です。
エステートには、前出の3タイプと共通するハイブリッドモデルに、さらにプラグインハイブリッドモデルも設定されます。
エステートは、シリーズ内でも最上級モデルと位置づけられ、ボディサイズは全長4930mm、全幅1880mm、全高1620mmと大型で、リヤゲートの角度を立てた設計により、前後席や荷室には十分なスペースが確保されています。
このようなレイアウトにより、後席は頭上と足元が広く居住性の快適性に加え、後席シートを倒すことで荷室長が約2mに達するため、アウトドアシーンや車中泊も余裕でこなせる利便性も高いです。
全車に4WDが搭載されるほか、後輪操舵システムも採用され、走行の安定性と小回り性能の高く、大きいボディサイズを感じさせない実用性の高さも魅力的です。
予想価格帯は、600~800万円となります。
スバル フォレスター 予想発売時期 4月頃
すでに北米市場で販売されている新型フォレスターの目玉は、ストロングハイブリッド搭載モデルが登場することだろう。
同社では、コンパクトクロスオーバーSUV、クロストレックのストロングハイブリッドモデルが販売されており、フォレスターは第2弾となる。
採用されるハイブリッドシステムは、エンジンとモーターを効率よく使い分けるシリーズ・パラレル方式を採用し、リチウムイオン大容量高電圧バッテリーとともに、シンメトリカルAWD、新開発のハイブリッド専用2.5リッター水平対向4気筒エンジン、トランスアクスルと組み合わせたものが搭載されると予想されます。
プラットフォームは、SGP(スバル グローバル プラットフォーム)をベースにフルインナーフレーム構造を採用し、構造用接着剤の適用拡大やサスペンション取り付け部の剛性を向上させています。
アイサイトも、ステレオカメラと単眼広角カメラを用いた3眼化され、プリクラッシュブレーキで対応できるシチュエーションを拡大する性能向上を果たしました。
ストロングハイブリッドの搭載で、燃費の向上や静粛性が高くなり、人気の出るモデルになると考えます。
予想価格帯は440~480万円となります。
筆者が、2024年12月にお世話になっているスバルのディーラーで、担当営業の方が4月から受注を開始する(もちろん、ストロングハイブリッドモデルも)と言っていました。
ダイハツ ムーヴ 予想発売時期 6月頃
新型ムーヴは、2023年5月に予約受注を開始していましたが、不正認証問題の影響で販売計画が先延ばしとなっていましたが、ついに2025年6月頃を予定で発売される見込みとなりました。
これまでのムーヴと違う点は、グレード体制にノーマルとカスタムが設定されていたが、新型では1本体制となる。
ただし、上級グレードにはスポーティな見た目となり、ターボモデルも設定するため実質はこれまでと変わらないものとなります。
それに、これまでは後席の両側ヒンジドアが伝統であったが、新型ではスライドドアを採用します。
まさに生まれ変わった新時代ムーヴとなりそうだ。
搭載される先進安全装備には、衝突被害軽減ブレーキや一部グレードにアダプティブクルーズコントロールが設定されるほか、軽自動車には未だ珍しい「ブラインドスポットモニター」もセットオプションとして用意されます。
発売が延期になっていたこともあり、ファン待望のムーヴとなるだろう。
予想価格帯は135万円~190万円となります。
日産 キックス 予想発売時期 6月頃
新型キックスは、北米市場で2024年3月に発表しすでに発売済みとなっています。
そのキックスが、日本市場にも6月頃から発売されると予想されています。
新型キックスは、e-POWER専用モデルとなり、エンジンは同社のノートと同じ3気筒、1.2L、高出力モーターをリアに置く4WDが設定されます。
フロントデザインには、日産の最新デザインが採用され、外観全体も引き締まった印象でスタイリッシュに仕上げられています。
すでに発売されているキックスのボディサイズは、全長4,366mm、全幅1,800mm、全高1,630mmとなっており、前モデルと比べ全長は71mm、全幅は40mm、全高は20mmサイズアップしており、コンパクトSUVからミドルサイズSUVに進化している。
予想価格帯は300~400万円となります。
ホンダ プレリュード 予想発売時期 6月頃
プレリュードは、以前同社で販売されていた2ドアクーペで1978年に初代モデルが登場しています。
その後、1982年11月に2代目、3代目は1987年4月にデビューし、4代目は1991年9月に登場しました。
そして1996年11月に5代目が登場しますが、2000年に生産終了、2001年に販売終了となり、約23年というプレリュードの歴史に一旦の幕を下ろしたのです。
それから時が経つこと24年、プレリュードはスペシャリティスポーツモデルとなり登場します。
新型プレリュードの目玉は、新たに搭載される次世代技術である「Honda S+ Shift」が搭載されていることです。
S + Shiftの名称には「S600」や「S2000」、「TYPE S」など、ホンダの操る喜びの根源となるスポーツスピリットを表すモデル・技術に冠する「S」に加え、「Synchronize」「Special」「Sensational」など、この機能がもたらす新たな価値を「+(プラス)」し、ヒトとクルマを新たな世界に「Shift:(シフト)」させていくという思いが込められています。
S + Shiftは、シフトホールドが作動する状態で運転状態に合わせた最適なエンジン回転数を維持します。
これにより、再加速時におけるエンジン発電電力を駆動力へ活用するというもので、アクセルを踏んだ際のモーター初期応答時間を大幅に短縮させ、ドライバー操作と直結した、リニアなレスポンス性を発揮します。
またS + Shift作動時にはパドル操作による変速も可能で、まるでシフトチェンジをしたようなドライブフィールを体感出来ます。
パワートレインには、直列4気筒2.0Lエンジンを搭載したハイブリッド「e:HEV」が採用される予定です。
予想価格帯は、500~550万円となります。
日産 リーフ 予想発売時期 2025年後半
リーフは、世界初の5人乗り電気自動車として2010年に発売され、2019年にはEVとして史上初の40万台に到達する人気EVへと成長しました。
現行型となる第2世代は2017年から販売されており、今回のフルモデルチェンジは8年ぶりとなります。
リーフはこれまで、5ドアハッチバックであったが、新型リーフは「クロスオーバークーペ」へと生まれ変わることになります。
新型リーフに採用されるプラットフォームは、ルノー「メガーヌEテック」、「セニックEテック」、日産アリアと同じ「AmpR」ミディアムプラットフォームを共有すると予想されている。
シングルおよびデュアル電動モーター設定に対応しており、新型リーフは従来モデルに比べて大幅にパワフルになります。
さらに、より効率的なバッテリーパックにより航続は25%長くなり、1回の充電で400kmプラスまで伸びると予想されています。
予想価格帯は、430~550万円となります。
日産 エルグランド 予想発売時期 2025年後半
エルグランドの初代モデルは1997年に登場し、「高級ミニバン」という新たに市場を確立、人気を博しました。
現行型である3代目は、2010年に登場し、すでに14年が経過しており一時は生産終了の噂もあったが、どうやら新型の開発が中盤まで差し掛かっていると言われています。
新型エルグランドは、新プラットフォームを採用し、ボディを拡大、エクステリアデザインが完全新設計となります。
パワートレインは、V6エンジンを廃止し、1.5リットル直列4気筒「VCR」エンジン+第2世代「e-POWER」ハイブリッドが搭載されると予想される。
VCRは日産が世界で初めて量産化した可変圧縮エンジンで、圧縮比を14.0から8.0まで連続的に可変制御できるほか、燃費は現在の10km/リットル(2.5リットルモデル)から、20km/リットルへと倍増も期待されます。
予想価格帯は、450~600万円となります。
さいごに
以上が、2025年に登場予定されている新型車になります。
さすがは、新型車らしく新しいテクノロジーが詰まったクルマばかりでしたね。
どれも魅力的なクルマでしたが、個人的には日産リーフが完全にボディタイプを変えて登場するというのが衝撃的でした。
また、ホンダのプレリュードはスタイリングがかっこよく、新しい技術にも関心があります。
これから、クルマを購入される方は是非検討してみてください。
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