2024年9月分の各メーカーのリコール・改善対策届出一覧

2024年9月分のリコール情報、改善対策届出一覧をお伝えします。

2024年9月のリコール届出情報(国産車)

マツダ　MAZDA CX-5　他 計5型式 計2車種を対象(5日)

・不具合の部位(部品名)

その他(センターディスプレイ)

・状況及びその原因

センターディスプレイ(10．25インチタイプ)において、画面表示を補正するプログラムが不適切なため、テレビへの画面切り替えやテレビからナビ等の別画面への切り替え操作をした際、映像信号が乱れて補正できないことがある。

そのため、乱れた映像信号により、画面に縞模様が表示され、カメラの映像を表示できないおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、センターディスプレイの品番を点検し、該当品番の場合は対策品と交換する。

マツダ　MAZDA CX-5　他 計5型式 計2車種のリコール届出一覧表

マツダ　MAZDA CX-5　他 計5型式 計2車種の改善箇所説明図

ホンダ　GB350　他 計2型式 計2車種を対象(5日)

・不具合の部位(部品名)

制動装置(車輪速センサ)

・状況及びその原因

前後車輪速センサの防水構造が不適切なため、雨中走行等により、当該センサ内部に水が浸入するものがある。

そのため、センサ回路が短絡し、車輪速信号が乱れ速度計指示不良、または、トラクションコントロール制御が働き、加速不良となるおそれがある。

最悪の場合、走行中に車輪がロックしたと誤検知して、ブレーキが効かなくなるおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、前後車輪速センサを対策品に交換する。

ホンダ　GB350　他 計2型式 計2車種のリコール届出一覧表

ホンダ　GB350　他 計2型式 計2車種の改善箇所説明図

トヨタ　ダイナ　他 計5型式 計2車種を対象(11日)

・不具合の部位(部品名)

燃料装置(燃料ホース)

・状況及びその原因

冷凍機のコンデンサ行き配線において、配索作業が不適切なため、走行振動等により燃料ホースと干渉するものがある。

そのため、そのままの状態で使用を続けると燃料ホースが損傷し、最悪の場合、燃料漏れに至るおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、コンデンサ行き配線の配索を点検し、配索が不適切な場合は正しい状態に修正する。

なお、燃料ホース、コンデンサ行き配線又はその両方に損傷が認められる場合は、損傷している部品を新品に交換する。

トヨタ　ダイナ　他 計5型式 計2車種のリコール届出一覧表

トヨタ　ダイナ　他 計5型式 計2車種の改善箇所説明図

三菱　トライトン 計1型式 計1車種を対象(12日)

・不具合の部位(部品名)

後写鏡等(直前直左確認鏡)

・状況及びその原因

ナビゲーションシステムにおいて、制御プログラムが不適切なため、特定の操作をした場合に、液晶画面が黒くなったりフリーズしたりすることがある。

そのため、液晶画面に直前直左確認用のカメラ映像が表示されず、保安基準第44条(後写鏡等の基準)に、また、後退時にリヤカメラ映像が表示されず、保安基準第44条の2(後退時車両直後確認装置)に適合しなくなるおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、ナビゲーションシステムの制御プログラムを対策仕様に書き替える。

三菱　トライトン 計1型式 計1車種のリコール届出一覧表

三菱　トライトン 計1型式 計1車種の改善箇所説明図

スズキ　V-ストローム800DE 計1型式 計1車種を対象(13日)

・不具合の部位(部品名)

走行装置(リヤタイヤ)

・状況及びその原因

リヤタイヤにおいて、製造時のバラツキで、内部のベルトとカーカス間のゴムが薄くなるものがある。

そのため、内部のベルトとカーカスが剥離し、トレッド部に亀裂や変形が生じることで異常振動が発生し、そのまま使用を続けると最悪の場合、トレッド部が剥離して走行安定性を損なうおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、リヤタイヤを対策品と交換する。

スズキ　V-ストローム800DE 計1型式 計1車種のリコール届出一覧表

スズキ　V-ストローム800DE 計1型式 計1車種の改善箇所説明図

いすゞ　エルフ　他 計41型式 計4車種を対象(17日)

・不具合の部位(部品名)

自動車の後方に備える作業灯(オプション対応品)

・状況及びその原因

塵芥車後部に取付された作業灯において、設計検討が不十分だったため、走行中の振動により取付ブラケットに亀裂が生じるものがある。

そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該ブラケットが折損し作業灯が脱落することにより、他の交通の妨げになるおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、対策ブラケットへ交換する。

いすゞ　エルフ　他 計41型式 計4車種のリコール届出一覧表

いすゞ　エルフ　他 計41型式 計4車種の改善箇所説明図

ホンダ　CBR400R　他 計3型式 計5車種を対象(19日)

・不具合の部位(部品名)

灯火装置(方向指示器制御リレー)

・状況及びその原因

方向指示器を制御するリレーの内部回路が不適切なため、後部片側方向指示器が故障した際に、方向指示器のスイッチを故障側へ操作した後、故障していない側へ操作すると、故障していない側の前後方向指示器が速く点滅することがある。

そのため、協定規則第53号の技術的な要件に適合しない。

・改善措置の内容

全車両、方向指示器制御リレーを対策品と交換する。

ホンダ　CBR400R　他 計3型式 計5車種のリコール届出一覧表

ホンダ　CBR400R　他 計3型式 計5車種の改善箇所説明図

ホンダ　CB125R 計1型式 計1車種を対象(19日)

・不具合の部位(部品名)

灯火装置(方向指示器制御リレー)

・状況及びその原因

方向指示器を制御するリレーの内部回路が不適切なため、後部片側方向指示器が故障した際に、方向指示器のスイッチを故障側へ操作した後、故障していない側へ操作すると、故障していない側の前後方向指示器が速く点滅することがある。

そのため、協定規則第53号の技術的な要件に適合しない。

・改善措置の内容

全車両、方向指示器制御リレーを対策品と交換する。

ホンダ　CB125R 計1型式 計1車種のリコール届出一覧表

ホンダ　CB125R 計1型式 計1車種の改善箇所説明図

ダイハツ　タント　他 計59型式 計15車種を対象(20日)

・不具合の部位(部品名)

座席(取付けボルト)

・状況及びその原因

前部座席において、取付けボルトの締付けが不適切であったため、走行中の振動等により当該ボルトが緩むものがある。

そのため、取付け部から異音が発生し、そのまま使用を続けるとボルトが脱落し、最悪の場合、衝突時に座席が動き、本来の乗員保護性能を発揮できないおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、当該ボルトを指示トルクで適切に締付ける。

ダイハツ　タント　他 計59型式 計15車種のリコール届出一覧表

ダイハツ　タント　他 計59型式 計15車種の改善箇所説明図

三菱　ふそうエアロエース　他 計1型式 計2車種を対象(26日)

・不具合の部位(部品名)

原動機(リターダ―ホース、ラジエーターホース)

・状況及びその原因

大型観光バスのリターダーホースおよびラジエーターホースにおいて、補強方法が不適切なため、補強糸と母材ゴムの密着力が不足しているものがある。

そのため、ホース内冷却水の圧力変動によって補強糸が摩耗して破断すると、当該ホースが破損して冷却水が漏れるおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、リターダーホースとラジエーターホースを対策品に交換する。

三菱　ふそうエアロエース　他 計1型式 計2車種のリコール届出一覧表

三菱　ふそうエアロエース　他 計1型式 計2車種の改善箇所説明図

いすゞ　エルフ　他 計39型式 計4車種を対象(30日)

・不具合の部位(部品名)

突入防止装置(突入防止装置（3分割式）)

・状況及びその原因

3分割式の突入防止装置において、設計時の確認が不十分であったため、全幅2,000mm以上の自動車に装着した場合、当該装置の両側後面の有効表面積が基準を満たさない。

そのため、保安基準第18条の2に適合しない。

・改善措置の内容

全車両、突入防止装置の両側を対策品に交換する。

いすゞ　エルフ　他 計39型式 計4車種のリコール届出一覧表

いすゞ　エルフ　他 計39型式 計4車種の改善箇所説明図

2024年9月のリコール届出情報(輸入車)

ドゥカティ　パニガーレV4　他 計5型式 計7車種を対象(6日)

・不具合の部位(部品名)

制動装置(フロントブレーキ液のリザーバータンク固定用ブラケット)

・状況及びその原因

フロントブレーキ液のリザーバータンクにおいて、マスターシリンダーに取り付けるアルミニウム製ブラケット(ステー)の強度が不足している。

そのため走行中の振動などによりステーが曲がり、最悪の場合、折損するおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、ブラケットを対策品に交換する。

ドゥカティ　パニガーレV4　他 計5型式 計7車種のリコール届出一覧表

ドゥカティ　パニガーレV4　他 計5型式 計7車種の改善箇所説明図

アストンマーティン　DBX707 計1型式 計1車種を対象(9日)

・不具合の部位(部品名)

エンジンオイルクーラーホース

・状況及びその原因

エンジンのオイルクーラーホースにおいて、製造工程が不適切なため、ホース内壁に細かなくぼみ等が形成され、厚さが不均等になっているものがある。

このホース内壁の薄い部位に、エンジン作動中に発生する油圧(約7.85 bar)がかかると、当該部位周辺から破裂しオイルが漏れ、警告灯が点灯する。

最悪の場合、漏れたオイルが高温部にかかり、火災となるおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、エンジンのオイルクーラー入口側と出口側のホースを対策品に交換する。

アストンマーティン　DBX707 計1型式 計1車種のリコール届出一覧表

アストンマーティン　DBX707 計1型式 計1車種の改善箇所説明図

テスラ　Model 3　他 計10型式 計4車種を対象(10日)

・不具合の部位(部品名)

カメラ(Bピラー搭載）

・状況及びその原因

車両Bピラーに搭載されているカメラについて、ソフトウェアの設計が不十分なため、カメラの汚れ等でセンサが感知不能となった際に、感知不能を検出しない。

そのため、運転者に故障警告が行われず、かじ取り装置の基準を満たさない。

・改善措置の内容

全車両、対策がなされたプログラムの配信を行う。

テスラ　Model 3　他 計10型式 計4車種のリコール届出一覧表

テスラ　Model 3　他 計10型式 計4車種の改善箇所説明図

BMW　BMW 740d xDrive　他 計3型式 計3車種を対象(11日)

・不具合の部位(部品名)

窓拭き器(フロントワイパー)

・状況及びその原因

フロントワイパーのリンケージに使用されているレバーにおいて、製造が不適切なため、組み付ける際に取付部の軸に施されている凹凸加工を摩耗させたものがある。

そのため、レバーと軸の間にわずかな隙間ができ、軸が回転する度に摩耗が進行し、ワイパーアームを駆動させる力が減少する。

最悪の場合、レバーが軸から外れ、フロントワイパーが作動不能となる。

・改善措置の内容

全車両、フロントワイパーシステム用コンソールを点検し、必要に応じてワイパーシステムリンケージを交換する。

BMW　BMW 740d xDrive　他 計3型式 計3車種のリコール届出一覧表

BMW　BMW 740d xDrive　他 計3型式 計3車種の改善箇所説明図

ルノー　メガーヌR.S. 計3型式 計1車種を対象(12日)

・不具合の部位(部品名)

燃料装置(燃料ポンプ)

・状況及びその原因

燃料ポンプのインタンクユニットにおいて、インペラーの材質の選定が不適切なため燃料の温度が上昇したときにインペラーが変形することや、製造工程が不適切なためポンプ作動部内への異物混入することがある。

そのため、燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止し再始動できないおそれがある。

・改善措置の内容

全車両 、インタンクユニットを対策品に交換する。

ルノー　メガーヌR.S. 計3型式 計1車種のリコール届出一覧表

ルノー　メガーヌR.S. 計3型式 計1車種の改善箇所説明図

ポルシェ　911 Carrera　他 計18型式 計18車種を対象(13日)

・不具合の部位(部品名)

運転支援装置(ドライバーアシストシステムコントロールユニット)

・状況及びその原因

ドライバーアシストシステムコントロールユニットにおいて、プログラムが不適切なため、レーンキープアシスト機能が短い時間で介入した時に運転者への警報が発せられないことがある。

そのため、協定規則第79号の技術的な要件(かじ取装置試験の基準)に適合しない。

・改善措置の内容

全車両、ドライバーアシストシステムコントロールユニットのプログラムを対策プログラムに書き換える。

ポルシェ　911 Carrera　他 計18型式 計18車種のリコール届出一覧表

ポルシェ　911 Carrera　他 計18型式 計18車種の改善箇所説明図

ランボルギーニ　ウルス 計2型式 計1車種を対象(19日)

・不具合の部位(部品名)

エンジンボンネット(ストライカー取付ボルト)

・状況及びその原因

エンジンボンネットにおいて、製造工程が不適切なため、ストライカーを固定しているリベットスタッドボルトが正しく圧着されていないものがある。

そのため、高速走行時にボンネットに掛かる風圧によりボルト圧着部分に応力がかかり、ボルトが緩み、振動で異音が発生する。

そのまま走行すると最悪の場合、ラッチが損傷し、ボンネットが開いて脱落するおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、ボンネットストライカーを点検し、正しく圧着されていない場合にはストライカー取付け部分を修正する。

なお、修正が出来ない場合にはリベットスタッドボルトを取り外し、取付方法をブラケット方式に変更する。

ランボルギーニ　ウルス 計2型式 計1車種のリコール届出一覧表

ランボルギーニ　ウルス 計2型式 計1車種の改善箇所説明図

ジャガー　E-PACE　他 計3型式 計2車種を対象(24日)

・不具合の部位(部品名)

エアバッグ装置(インフレータ)

・状況及びその原因

助手席エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、エアバッグ展開経路である、インストルメントパネルの開口部の製造誤差によっては、意図した通りの展開がされない事がある。

そのため、衝突時に助手席エアバッグが完全に展開せず、乗員が過度の傷害を負うおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、エアバッグモジュールを対策品に交換する。

ジャガー　E-PACE　他 計3型式 計2車種のリコール届出一覧表

ジャガー　E-PACE　他 計3型式 計2車種の改善箇所説明図

ランドローバー 　レンジローバースポーツ　他 計4型式 計4車種を対象(24日)

・不具合の部位(部品名)

原動機(オイルフィルターケース)

・状況及びその原因

原動機の潤滑油をろ過するオイルフィルターにおいて、オイルフィルターケースの材質が仕様と異なっている。

そのため、潤滑油の内部圧力に耐えられずにケースが破損し、飛散したオイルが排気管に付着すると、最悪の場合、火災となる恐れがある。

・改善措置の内容

全車両、当該オイルフィルターケースを良品に交換する。

ランドローバー 　レンジローバースポーツ　他 計4型式 計4車種のリコール届出一覧表

ランドローバー 　レンジローバースポーツ　他 計4型式 計4車種の改善箇所説明図

ジープ　コンパス 計1型式 計1車種を対象(25日)

・不具合の部位(部品名)

速度計等(車両制御モジュール)

・状況及びその原因

車両制御モジュールにおいて、プログラムが不適切なため、メータークラスターの照明が昼間モードまたは夜間モードで固定されることがある。

そのため、夜間モードに固定されると、昼間走行時にメータークラスターの照度が不足し、速度計等を明瞭に判読できない。

・改善措置の内容

全車両、車両制御モジュールのプログラムを対策仕様に更新する。

ジープ　コンパス 計1型式 計1車種のリコール届出一覧表

ジープ　コンパス 計1型式 計1車種の改善箇所説明図

メルセデス・ベンツ　S580 4MATIC　他 計15型式 計12車種を対象(26日)

・不具合の部位(部品名)

燃料装置(燃料ホース)

・状況及びその原因

燃料ホースにおいて、材質の選定が不適切なため、熱による劣化が進むことがある。

そのため、接続部の気密性が低下することで燃料漏れが発生するおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、燃料ホースを新品に交換して対策されたクリップで固定した後、遮熱カバーを装着する。

メルセデス・ベンツ　S580 4MATIC　他 計15型式 計12車種のリコール届出一覧表

メルセデス・ベンツ　S580 4MATIC　他 計15型式 計12車種の改善箇所説明図

メルセデス・ベンツ　C200　他 計2型式 計2車種を対象(26日)

・不具合の部位(部品名)

電気装置(配線)

・状況及びその原因

エンジンルーム内や床下の12V,48Vアース配線において、製造時の組付けが不適切なため、ボディーアースのターミナルポイントにナットが規定トルクで締め付けられていないものがある。

そのため、走行時の振動等で当該ナットが緩み電気抵抗が増加して、発熱することで周囲の部品が溶損し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、エンジンルーム内や床下の12V,48Vアース配線のナットの緩みを点検する。

緩みがある場合はアース配線やナットの接触面を点検し規定トルクで締め付けなおす。

なお、接触面に損傷がある場合や、周囲に溶損がある場合は、関連する部品を新品に交換する。

メルセデス・ベンツ　C200　他 計2型式 計2車種のリコール届出一覧表

メルセデス・ベンツ　C200　他 計2型式 計2車種の改善箇所説明図

2024年9月の改善対策届出情報(国産車)

トヨタ　カローラクロス 計2型式 計1車種を対象(20日)

・不具合の部位(部品名)

制動装置(ブレーキアクチュエータ用制御コンピュータ)

・状況及びその原因

ハイブリッド車のブレーキアクチュエータ用制御コンピュータにおいて、制御プログラムの検討が不十分なため、旋回制動時にブレーキ油圧を適切に調整できないことがある。

そのため、一時的に意図どおりの制動力を得られず、予測より制動停止距離が伸びるおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、ブレーキアクチュエータ用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正する。

トヨタ　カローラクロス 計2型式 計1車種の改善対策届出一覧表

トヨタ　カローラクロス 計2型式 計1車種の改善箇所説明図

2024年9月の改善対策届出情報(輸入車)

ルノー　メガーヌR.S. 計2型式 計1車種を対象(12日)

・不具合の部位(部品名)

動力伝達装置(オートマチックトランスミッション・コントロールユニット)

・状況及びその原因

オートマチックトランスミッション・コントロールユニット(ATCU)において、誤った制御プログラムが書き込まれたため、ストップ＆ゴー機能付きのアダプティブクルーズコントロールが作動中、先行車に接近した際に一定速度まで減速した後の停止制御が正常に作動しない。

そのため、減速制御が作動した後にクリープ現象が続き、先行車に追突するおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、オートマチックトランスミッション・コントロールユニットの制御プログラムを正規プログラムに書き換える。

ルノー　メガーヌR.S. 計2型式 計1車種の改善対策届出一覧表

ルノー　メガーヌR.S. 計2型式 計1車種の改善箇所説明図

さいごに

以上が、2024年9月分のリコール及び改善対策届出情報についてまとめたものとなります。

対象となる車両をお持ちの方は、早めの対応をおすすめします。

リコール対象に限らず、日常の点検を怠らずに安全な状態で運行できるようにしましょう。

この記事の参照URL：https://renrakuda.mlit.go.jp/renrakuda/top.html