2025年3月分の各メーカーのリコール・改善対策届出一覧

リコール情報2025年3月 アイキャッチ 車の情報

2025年3月分のリコール情報、改善対策届出一覧をお伝えします。

エコノミープラン 詳細はこちら
  1. 2025年3月のリコール届出情報(国産車)
    1. いすゞ エルフ 他 計12型式 計5車種を対象(3日)
    2. カワサキ ELIMINATOR 他 計3型式 計4車種を対象(6日)
    3. 三菱 ふそう スーパーグレート 計12型式 計1車種を対象(6日)
    4. 三菱 ふそう ファイター 他 計26型式 計4車種を対象(10日)
    5. トレクス PLB24101改 他 計234型式 計1車種を対象(12日)
    6. クボタ MR700H 他 計 型式 計7車種を対象(14日)
    7. ホンダ シビック 計2型式 計1車種を対象(14日)
    8. ホンダ ACCORD 計1型式 計1車種を対象(14日)
    9. ホンダ ACCORD(2) 計1型式 計1車種を対象(14日)
  2. 2025年3月のリコール届出情報(輸入車)
    1. BMW BMW R18 Pure 他 計2型式 計5車種を対象(3日)
    2. ランドローバー DEFENDER 110 他 計13型式 計4車種を対象(6日)
    3. アウディ アウディ A8 60Tq 他 計9型式 計7車種を対象(6日)
    4. ハスクバーナ モーターサイクルズ TE250 他 計10型式 計11車種を対象(7日)
    5. BMW BMW X3 xDrive20d 他 計8型式 計5車種を対象(10日)
    6. BMWアルピナ XD3 計3型式 計1車種を対象(10日)
    7. シトロエン e-C4 他 計2型式 計2車種を対象(12日)
    8. ロイヤルエンフィールド HUNTER 350 他 計4型式 計3車種を対象(14日)
    9. ロイヤルエンフィールド METEOR 350 他 計4型式 計3車種を対象(14日)
    10. マセラテイ レヴァンテ 他 計4型式 計3車種を対象(18日)
    11. マセラテイ ギブリ 他 計2型式 計2車種を対象(18日)
    12. ポルシェ 911 Carrera 他 計3型式 計5車種を対象(18日)
    13. アウディ アウディ Q4 40 e-tron 計1型式 計1車種を対象(19日)
    14. フォルクスワーゲン T-ROC 1.5/110kW 他 計3型式 計3車種を対象(19日)
    15. ジープ ラングラー アンリミテッド 他 計3型式 計2車種を対象(19日)
  3. 2025年3月の改善対策届出情報(国産車)
  4. 2025年3月の改善対策届出情報(輸入車)
  5. さいごに
    1. 関連

2025年3月のリコール届出情報(国産車)

いすゞ エルフ 他 計12型式 計5車種を対象(3日)

・不具合の部位(部品名)

方向指示器(作動状態表示装置)

・状況及びその原因

運転席メータパネルの作動状態表示装置において、補助方向指示器の設定が不適切なため、前面または後面に備える方向指示器に異常が発生した場合、点滅回数が変化せず、運転者が異常を認識できない。

そのため、保安基準に適合しない。

・改善措置の内容

全車両、補助方向指示器の電球を対策品に交換する。

いすゞ エルフ 他 計12型式 計5車種のリコール届出一覧表

いすゞ エルフ 他 計12型式 計5車種の改善箇所説明図

カワサキ ELIMINATOR 他 計3型式 計4車種を対象(6日)

リコール情報2025年3月 エリミネーター

・不具合の部位(部品名)

動力伝達装置(クラッチレリーズシャフト)

・状況及びその原因

クラッチレリーズシャフトの製造工程において、工程管理が不適切なため、レバー部とシャフト部が適切に溶接されていないものがある。

そのため、そのまま使用を続けると溶接部が破損し、最悪の場合、クラッチ操作ができなくなり、走行不能となるおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、クラッチレリーズシャフトを良品と交換する。

カワサキ ELIMINATOR 他 計3型式 計4車種のリコール届出一覧表

カワサキ ELIMINATOR 他 計3型式 計4車種の改善箇所説明図

三菱 ふそう スーパーグレート 計12型式 計1車種を対象(6日)

・不具合の部位(部品名)

原動機(リヤマウントブラケット)

・状況及びその原因

6R30型エンジンの左後側マウントブラケットにおいて、製造指示が不適切なため、誤品のマウントボルトを最上部に組付けたものがある。

そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該マウントボルトが緩んで脱落し他の交通の安全に影響を及ぼすおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、フライホイールハウジングの製造番号を点検し、エンジン左後側マウントブラケットを取付けている最上部のマウントボルトが誤品であると判断された場合は、当該ボルトを正規品に交換する。

三菱 ふそう スーパーグレート 計12型式 計1車種のリコール届出一覧表

三菱 ふそう スーパーグレート 計12型式 計1車種の改善箇所説明図

三菱 ふそう ファイター 他 計26型式 計4車種を対象(10日)

・不具合の部位(部品名)

浮き上がり防止装置(ストッパ、ロックピン)

・状況及びその原因

脱着装置付きコンテナ専用機能を有する自動車のコンテナ脱着動作時のダンプアームの浮き上がりを防止する装置において、設計検証不足、製造管理不足及び検査工程における確認不足のため、ストッパとロックピンとの隙間が不十分なものがある。

そのため、ダンプ動作時に当該装置が破損し、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、走行中に当該部品が脱落し交通の妨げになるおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、浮き上がり防止装置を対策品に交換する。また、アームロックブラケットを点検し、長孔加工されているものはずれ止めプレートを追加し、止めナットの締付けを確認する。

三菱 ふそう ファイター 他 計26型式 計4車種のリコール届出一覧表

三菱 ふそう ファイター 他 計26型式 計4車種の改善箇所説明図

トレクス PLB24101改 他 計234型式 計1車種を対象(12日)

・不具合の部位(部品名)

灯火装置(車幅灯)

・状況及びその原因

脱着装置付きコンテナ専用機能を有する自動車のコンテナ脱着動作時のダンプアームの浮き上がりを防止する装置において、設計検証不足、製造管理不足及び検査工程における確認不足のため、ストッパとロックピンとの隙間が不十分なものがある。

そのため、ダンプ動作時に当該装置が破損し、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、走行中に当該部品が脱落し交通の妨げになるおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、車幅灯を適切な位置に移設する。また、一部の車両においては車幅灯取付ブラケットを対策品に交換し、適切な位置に移設する。

トレクス PLB24101改 他 計234型式 計1車種のリコール届出一覧表

トレクス PLB24101改 他 計234型式 計1車種の改善箇所説明図

クボタ MR700H 他 計 型式 計7車種を対象(14日)

リコール情報2025年3月 クボタ MR700H

・不具合の部位(部品名)

かじ取り装置(スプライン)

・状況及びその原因

農耕トラクタのステアリングコントローラに付属されるホルダにおいて、水浸入に対する設計が不十分なため、ホルダ内部に水が浸入し、ホルダに接続されるスプラインに錆が発生することがある。

また、振動摩耗に対する設計が不十分なため、錆と振動によりスプラインが摩耗することがある。

そのため、そのまま使用を続けるとスプラインの摩耗が進み、最悪の場合、ステアリングが空転し、ステアリング操作ができなくなるおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、水浸入対策としてステアリングコントローラ上部にシール部材を追加し、被水防止カバーを追加したホルダに交換すると共に、振動摩耗対策としてホルダに接続されるシャフトを対策品に交換する。

なお、ステアリングコントローラを含む周辺部品が固着している場合や、ステアリングコントローラのスプラインが異常摩耗している場合には、関連部品を新品に交換する。

※1 交換部品については、改善箇所説明図を参照。
※2 部品準備に時間を要するため、使用者に不具合内容を通知した上で、順次対応する。

クボタ MR700H 他 計 型式 計7車種のリコール届出一覧表

クボタ MR700H 他 計 型式 計7車種の改善箇所説明図

ホンダ シビック 計2型式 計1車種を対象(14日)

リコール情報2025年3月 シビック

・不具合の部位(部品名)

事故自動緊急通報装置(テレマティクスコントロールユニット)

・状況及びその原因

事故自動緊急通報装置において、テレマティクスコントロールユニットの制御プログラムが不適切なため、通話接続中に圏外で接続が途切れた後、圏内に入っても自動で再接続しない。

そのため、保安基準に適合しない。

・改善措置の内容

全車両、テレマティクスコントロールユニットを対策プログラムに書き換える。

ホンダ シビック 計2型式 計1車種のリコール届出一覧表

ホンダ シビック 計2型式 計1車種の改善箇所説明図

ホンダ ACCORD 計1型式 計1車種を対象(14日)

リコール情報2025年3月 アコード

・不具合の部位(部品名)

事故自動緊急通報装置(テレマティクスコントロールユニット)

・状況及びその原因

事故自動緊急通報装置において、テレマティクスコントロールユニットの制御プログラムが不適切なため、通話接続中に圏外で接続が途切れた後、圏内に入っても自動で再接続しない。

そのため、保安基準に適合しない。

・改善措置の内容

全車両、テレマティクスコントロールユニットを対策プログラムに書き換える。

なお、プログラムの書き換えは、対策プログラムを無線通信で遠隔配信し、使用者にて行う。または販売店にて行う。

ホンダ ACCORD 計1型式 計1車種のリコール届出一覧表

ホンダ ACCORD 計1型式 計1車種の改善箇所説明図

ホンダ ACCORD(2) 計1型式 計1車種を対象(14日)

リコール情報2025年3月 アコード2

・不具合の部位(部品名)

かじ取り装置(駐車支援システム制御ユニット)

・状況及びその原因

駐車支援システムであるパーキングパイロット※の制御プログラムが不適切なため、ディスプレイにパスワード入力画面を表示したまま当該機能を使用すると、駐車時または出庫時に操舵支援が終了した際、警告音が吹鳴しない。

そのため、保安基準に適合しない。

※ステアリング、アクセル、ブレーキ操作を制御して駐車を支援する。

・改善措置の内容

全車両、駐車支援システム制御ユニットを対策プログラムに書き換える。

なお、プログラムの書き換えは、対策プログラムを無線通信で遠隔配信し、使用者にて行う。または販売店にて行う。

ホンダ ACCORD(2) 計1型式 計1車種のリコール届出一覧表

ホンダ ACCORD(2) 計1型式 計1車種の改善箇所説明図

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2025年3月のリコール届出情報(輸入車)

BMW BMW R18 Pure 他 計2型式 計5車種を対象(3日)

リコール情報2025年3月 BMW R18 Pure

・不具合の部位(部品名)

駆動装置(リバース制御ユニット)

・状況及びその原因

リバース制御ユニットにおいて、設計検討が不十分なため、ユニット内の電気コンタクトが電蝕することがある。

そのため、ユニット内が過熱され、電子回路が熱損傷して機能不良となり、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、当該ユニットの電源配線に保護リレー付き補助ワイヤハーネスを取り付ける。

また、ソフトウエアを対策プログラムに書き換える。

BMW BMW R18 Pure 他 計2型式 計5車種のリコール届出一覧表

BMW BMW R18 Pure 他 計2型式 計5車種の改善箇所説明図

ランドローバー DEFENDER 110 他 計13型式 計4車種を対象(6日)

リコール情報2025年3月 DEFENDER 110

・不具合の部位(部品名)

視野確保装置(直前直左カメラ)

・状況及びその原因

直前直左カメラの映像を表示する装置において、カメラからの信号をディスプレイに表示させる制御プログラムが不適切なため、直前直左確認用のカメラ映像が表示されないことがある。

そのため、直前直左の視界を確認できず、保安基準に適合しない。

(※直前直左カメラの映像を表示する装置は、カメラ、インテグレーテッドディスプレイモジュール及びインフォテイメントコンピュートコントロールモジュールで構成されたものをいう。)

・改善措置の内容

全車両、カメラからの信号をディスプレイに表示させる制御プログラムを対策プログラムに書き換える。

ランドローバー DEFENDER 110 他 計13型式 計4車種のリコール届出一覧表

ランドローバー DEFENDER 110 他 計13型式 計4車種の改善箇所説明図

アウディ アウディ A8 60Tq 他 計9型式 計7車種を対象(6日)

リコール情報2025年3月 アウディ A8 60Tq

・不具合の部位(部品名)

原動機(エンジンコントロールユニット)

・状況及びその原因

エンジンコントロールユニットにおいて、故障診断プログラムが不適切なため、エンジン冷間時でエンジン回転数が2,500rpm以上になると、正しくクランク角度を検出できず、失火検知診断が制限されることがある。

そのため、エンジンが失火した場合に検知できず、エミッションコントロールシステム警告灯(MIL)が点灯しないおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、エンジンコントロールユニットを対策プログラムに書き換える。

アウディ アウディ A8 60Tq 他 計9型式 計7車種のリコール届出一覧表

アウディ アウディ A8 60Tq 他 計9型式 計7車種の改善箇所説明図

ハスクバーナ モーターサイクルズ TE250 他 計10型式 計11車種を対象(7日)

リコール情報2025年3月 ハスクバーナ モーターサイクルズ TE250

・不具合の部位(部品名)

制動装置(前輪ブレーキキャリパー)

・状況及びその原因

前輪ブレーキキャリパーにおいて、機器管理が不適切なため、ブラケット取付部の強度が不足しているものがある。

そのため、走行中の負荷によりブレーキキャリパーブラケット取付部にひびが入り、そのまま走行を続けると、最悪の場合、当該箇所が破損して脱落し、前輪ブレーキが操作不能となるおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、前輪ブレーキキャリパーを点検し、不具合品が取り付けられている場合は対策品に交換する。

ハスクバーナ モーターサイクルズ TE250 他 計10型式 計11車種のリコール届出一覧表

ハスクバーナ モーターサイクルズ TE250 他 計10型式 計11車種の改善箇所説明図

BMW BMW X3 xDrive20d 他 計8型式 計5車種を対象(10日)

リコール情報2025年3月 BMW X3 xDrive20d

・不具合の部位(部品名)

固定レール

・状況及びその原因

ラゲッジルームの荷物固縛用の固定レールにおいて、車体と締結するボルトにかかる強度検討が不十分なため、車両の後面が衝突により衝撃を受けた際、固定レールの最後部を固定しているボルトが折損して固定レールが前方に押し出されることがある。

そのため、後部座席の乗員に固定レールが接触し、負傷するおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、固定レールの後部ボルトを対策品に交換し、専用のワッシャを新たに追加する。

BMW BMW X3 xDrive20d 他 計8型式 計5車種のリコール届出一覧表

BMW BMW X3 xDrive20d 他 計8型式 計5車種の改善箇所説明図

BMWアルピナ XD3 計3型式 計1車種を対象(10日)

リコール情報2025年3月 XD3

・不具合の部位(部品名)

固定レール

・状況及びその原因

ラゲッジルームの荷物固縛用の固定レールにおいて、車体と締結するボルトにかかる強度検討が不十分なため、車両の後面が衝突により衝撃を受けた際、固定レールの最後部を固定しているボルトが折損して固定レールが前方に押し出されることがある。

そのため、後部座席の乗員に固定レールが接触し、負傷するおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、固定レールの後部ボルトを対策品に交換し、専用のワッシャを新たに追加する。

BMWアルピナ XD3 計3型式 計1車種のリコール届出一覧表

BMWアルピナ XD3 計3型式 計1車種の改善箇所説明図

シトロエン e-C4 他 計2型式 計2車種を対象(12日)

リコール情報2025年3月 e-C4

・不具合の部位(部品名)

電気装置(バッテリーマネージメントユニット)

・状況及びその原因

駆動用バッテリーのバッテリーマネージメントユニットにおいて、バッテリーから送信される無効な信号を不具合と誤判定することがある。

そのため、警告灯が点灯し、警告メッセージが表示されると共に駆動電源が遮断され、走行不能となるおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、バッテリーマネージメントユニットのソフトウエアを対策プログラムに更新する。

シトロエン e-C4 他 計2型式 計2車種のリコール届出一覧表

シトロエン e-C4 他 計2型式 計2車種の改善箇所説明図

ロイヤルエンフィールド HUNTER 350 他 計4型式 計3車種を対象(14日)

リコール情報2025年3月 HUNTER 350

・不具合の部位(部品名)

反射器(側方反射器)

・状況及びその原因

側方反射器において、機器管理が不適切なため、反射器内部の表面が適切に成型されていないものがある。

そのため、反射光が散乱し、保安基準に適合しないおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、側方反射器を良品と交換する。

ロイヤルエンフィールド HUNTER 350 他 計4型式 計3車種のリコール届出一覧表

ロイヤルエンフィールド HUNTER 350 他 計4型式 計3車種の改善箇所説明図

ロイヤルエンフィールド METEOR 350 他 計4型式 計3車種を対象(14日)

リコール情報2025年3月 METEOR 350

・不具合の部位(部品名)

反射器(側方反射器と後部反射器)

・状況及びその原因

側方反射器及び後部反射器において、機器管理が不適切なため、反射器内部の表面が適切に成型されていないものがある。

そのため、反射光が散乱し、保安基準に適合しないおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、側方反射器及び後部反射器を良品と交換する。

ロイヤルエンフィールド METEOR 350 他 計4型式 計3車種のリコール届出一覧表

ロイヤルエンフィールド METEOR 350 他 計4型式 計3車種の改善箇所説明図

マセラテイ レヴァンテ 他 計4型式 計3車種を対象(18日)

リコール情報2025年3月 レヴァンテ

・不具合の部位(部品名)

エンジンECU

・状況及びその原因

エンジンECU のソフトウエアにおいて、低圧側の燃料圧力を判定するプログラムが不適切なため、低圧側の燃料圧力が正常な状態であっても誤って不具合と判定することがある。

そのため、エンジン警告灯が点灯して出力が低下するおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、エンジン ECU のソフトウエアを対策されたソフトウエアに更新する。

マセラテイ レヴァンテ 他 計4型式 計3車種のリコール届出一覧表

マセラテイ レヴァンテ 他 計4型式 計3車種の改善箇所説明図

マセラテイ ギブリ 他 計2型式 計2車種を対象(18日)

リコール情報2025年3月 ギブリ

・不具合の部位(部品名)

始動装置(ベルト駆動スタータージェネレーターベルトテンショナー)

・状況及びその原因

ベルト駆動スタータージェネレーター(以下BSGという)ベルトテンショナーにおいて、製造管理が不適切なため、内部構成部品であるダンパーパッドが組み込まれていないものがある。

そのため、使用過程でベルトの張力維持動作を繰り返した際のがたつきによりテンショナー内部が破損し、ベルト張力が失われ、ハイブリッドシステム警告灯が点灯し、そのまま走行を続けると、BSGの作動が停止しバッテリーの充電が行われなくなり、最悪の場合、走行不能となるおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、BSGベルトテンショナーに刻印されたロット番号を確認し、該当するロット番号の場合には良品のBSGベルトテンショナーに交換し、ベルトを新品に交換する。

マセラテイ ギブリ 他 計2型式 計2車種のリコール届出一覧表

マセラテイ ギブリ 他 計2型式 計2車種の改善箇所説明図

ポルシェ 911 Carrera 他 計3型式 計5車種を対象(18日)

リコール情報2025年3月 911 Carrera

・不具合の部位(部品名)

灯火装置(フロントボディコントロールユニット)

・状況及びその原因

フロントボディコントロールユニットのソフトウェアにおいて、ヘッドライト光軸のプログラム設定指示が不適切なため、霧中走行用ヘッドライト機能が作動している場合、運転席側のヘッドライトの光軸が僅かに低い状態となり、高速走行用ヘッドライト機能が作動している場合においては、両側のヘッドライトの光軸が僅かに高い状態となる。

そのため、保安基準に適合しない。

・改善措置の内容

全車両、フロントボディコントロールユニットを対策ソフトウェアに書き換える。

ポルシェ 911 Carrera 他 計3型式 計5車種のリコール届出一覧表

ポルシェ 911 Carrera 他 計3型式 計5車種の改善箇所説明図

アウディ アウディ Q4 40 e-tron 計1型式 計1車種を対象(19日)

リコール情報2025年3月 アウディ Q4 40 e-tron

・不具合の部位(部品名)

制動装置および操縦装置(ABSコントロールユニット)

・状況及びその原因

ABSコントロールユニットにおいて、プログラムの設計検討が不十分なため、車両停止時に特定の条件下でトランスミッションのギヤの位置がN(ニュートラル)になるとともに、パーキングブレーキが解除されることがある。

そのため、駐車中に車両が動きだすおそれがある。

また、ギヤがNになっているにもかかわらず、Pポジションの表示がされたままになり、保安基準に適合しない。

・改善措置の内容

全車両、ABSコントロールユニットを対策プログラムに書き換える。

アウディ アウディ Q4 40 e-tron 計1型式 計1車種のリコール届出一覧表

アウディ アウディ Q4 40 e-tron 計1型式 計1車種の改善箇所説明図

フォルクスワーゲン T-ROC 1.5/110kW 他 計3型式 計3車種を対象(19日)

リコール情報2025年3月 T-ROC 1.5110kW

・不具合の部位(部品名)

前照灯(LEDマトリックスヘッドライト)

・状況及びその原因

LED配光可変型前照灯のダイナミックハイビームアシスト機能において、生産工場の配光パラメーター設定が不適切なため、先行車や対向車を検知した場所をロービームで照射せずにハイビームで照射することがある。

そのため、照射光線が他の交通を妨げるおそれがあり、保安基準に適合しない。

・改善措置の内容

全車両、LED配光可変型前照灯の配光パラメーター設定を修正する。

フォルクスワーゲン T-ROC 1.5/110kW 他 計3型式 計3車種のリコール届出一覧表

フォルクスワーゲン T-ROC 1.5/110kW 他 計3型式 計3車種の改善箇所説明図

ジープ ラングラー アンリミテッド 他 計3型式 計2車種を対象(19日)

リコール情報2025年3月 ラングラー アンリミテッド

・不具合の部位(部品名)

電気装置

・状況及びその原因

電気装置において、ステアリングコラムの設計が不適切なため、砂塵等がステアリングコラム内に侵入することがある。

そのため、ハンドル操作時にステアリングコラム内の配線が砂塵等と接触して断線し、エアバッグ警告灯が点灯して、最悪の場合、衝突時に運転者席側のエアバッグが展開しないおそれがある。

または、警音器を操作しても警音器が作動しないおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、ステアリングコラムカバー等の関連部品を対策品に交換する。

ジープ ラングラー アンリミテッド 他 計3型式 計2車種のリコール届出一覧表

ジープ ラングラー アンリミテッド 他 計3型式 計2車種の改善箇所説明図

2025年3月の改善対策届出情報(国産車)

該当なし

2025年3月の改善対策届出情報(輸入車)

該当なし

さいごに

以上が、2025年3月分のリコール及び改善対策届出情報についてまとめたものとなります。

対象となる車両をお持ちの方は、早めの対応をおすすめします。

リコール対象に限らず、日常の点検を怠らずに安全な状態で運行できるようにしましょう。

この記事の参照URLhttps://renrakuda.mlit.go.jp/renrakuda/top.html

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