2021年、生産終了となった国産車6選。超ロングセラーモデルから、1代限りのモデルまで

車の情報

こんにちは、SCPです。

2022年に入り3ヶ月経ちましたが、車業界では新型車のリリースについての話題で盛り上がっております。

しかしながら、新型車で盛り上がっている裏には、クルマ業界を去っていく車種たちもあります。

2021年に生産終了となったモデルの中には、30年以上存続し続けたモデルから、1代限りで消滅してしまったモデルなどがありました。

今回は、2021年に生産終了した車種についてお話します。

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2021年に生産終了したトヨタ車

プリウスα

絶版車2021 プリウスα
プリウスα

2011年に登場した、トヨタ プリウスαは乗用車のプリウスと同様のプラットフォームを採用した、ハイブリッド専用ステーションワゴンになります。

まさに、プリウスのステーションワゴン型で、5人乗りと7人乗り(日本国内のみ)が選択でき、積載能力についてもプリウスと一線を画していた。

プリウスαの販売期間は、約10年となっているが一度もフルモデルチェンジを行わずに、1代限りでのモデル終了となった。

プリウス並みの低燃費を誇りながら、ステーションワゴンならではの使い勝手の良さが人気であったモデルだけに、生産終了は惜しいですね。

エスクァイア

絶版車2021 エスクァイア
エスクァイア

2014年に登場したエスクァイアは、トヨタの人気ミニバンシリーズのノア/ヴォクシーをベースに、「上質感」と「上級感」、そして「高級感」を持たせることを目的に開発されたモデルでした。

登場自体もノア/ヴォクシーよりも遅れていたが、開発段階では3車ともに同時に行われていました。

エクステリアには、メッキパーツが多数使われていて高級感を演出し、エスクァイアにはベースグレード(廉価モデル)の設定がないため、ノア/ヴォクシーの廉価グレードに設定されているホイールキャップ仕様車は、エスクァイアでは2車との高級感の差別化を図る為に設定されておらず、全グレードアルミホイール仕様車としている点など、こだわりの詰まったコンセプトであった。

去年から、ノア/ヴォクシー/エスクァイアは統合し、ノアのみの展開にするという噂があったが、ヴォクシーの生産終了とはならず、エスクァイアのみ生産終了となってしまった。

しかし、ノア/ヴォクシーが統合されなかったことによって、後からエスクァイアに次ぐ新しいモデルが出てきそうなどと勝手に妄想してしまいました(笑)

アリオン/プレミオ

絶版車2021 アリオン プレミオ
左:アリオン 右:プレミオ

アリオンは、2001年に発売された、実質的に「カリーナ」の後継モデルとなり、プレミオは、アリオン同様2001年に発売されたが、「コロナ」の後継モデルとなっており、アリオンとプレミオは、販売店が違う兄弟車となっていますが、先代モデルがそれぞれ違う為、アリオン/プレミオには特徴があります。

アリオンは、若々しくスポーティな外観となっているが、プレミオは上質感を凝らしており、エアロパーツなどのドレスアップ用アイテムは用意されないなどの特徴がありました。

アリオン/プレミオの生産終了によって、日本市場におけるトヨタの基幹クラスの5ナンバーセダンから完全撤退する形となり、カリーナ時代から通算して半世紀の歴史に幕を下ろすこととなった。

5ナンバーサイズの丁度いいセダンが無くなってしまうのは、惜しむ声が多いだろう。

2021年に生産終了したホンダ車

オデッセイ

絶版車2021 オデッセイ
オデッセイ

ホンダを代表する高級ミニバンと言えば、オデッセイだろう。

1994年に初代が登場し、当時のミニバンとしては低めの全高や、アコード譲りの4輪ダブルウィッシュボーンによる走行性能の高さ、多人数乗り車=ワンボックスカーという世間の常識を覆したことにより予想外の大ヒットとなり、後に生産ラインが増強されたほどの大人気を博しました。

乗用車ベースのミニバンとしてセダン同等の運動性能を持つほか、3代目以降は「低床」「低重心」をキャッチコピーとし、尚且セダンよりも広い室内空間を売りにしている。また、初代~4代目までは一般的なセダン型乗用車と同様、前ヒンジドアを採用していたが、5代目モデルではエリシオンとの統合による更なる低床化と車高アップに伴い、両側スライドドアに変更された経緯を持っている。

時代の流れに合わせて、様々な形を持つオデッセイは語り継がれるクルマの1つとして間違いない。

アクティ

絶版車2021 アクティ
アクティ

アクティは、1963年に誕生した日本メーカーの量産車初のDOHCエンジンを搭載したT360、後継のTN360の後継車種として1977年に登場した軽トラックです。

生産・販売を終了するまで、新車で購入可能な軽トラックとしては唯一、誤発進抑制機能と後方誤発進抑制機能の標準装備、またはメーカーオプションの設定、並びに4WD車におけるAT仕様の設定がなかった等、一風変わったパッケージングも面白い点であった。

しかし、アクティは販売台数が少ないことと、今後の排出ガス規制や安全装備の規制にも対応できない為、生産終了を決定しました。

これにより、アクティは約43年9ヶ月の歴史に幕を閉じ、ホンダは軽トラック市場から撤退することになりました。

2021年に生産終了した三菱車

i-MiEV

絶版車2021 アイミーブ
i-MiEV

i-MiEV(アイ・ミーブ)は、三菱自動車工業が2006年10月に発表し、2009年6月4日に量産製造を開始し、2009年7月下旬から2021年3月まで法人を中心に販売された電気自動車です。

大きな蓄電量を持つリチウムイオン二次電池を用いた世界初の量産電気自動車であり、2010年末には、グループPSAにOEM供給され、「プジョー・イオン(Peugeot iOn)」、「シトロエン・C-ゼロ(Citroën C-Zero)」の車名で欧州市場において販売されていた過去を持っている。

これからの時代を牽引するEV車でありますが、アイミーブのEV制御技術や部品はミニキャブ・ミーブと「アウトランダーPHEV」で活用されていますが、三菱の経営再建の中で、電動化開発の予算は限定的であり、アイミーブの進化も事実上、ストップしてしまった為、生産終了となりました。

EV車の先駆けとも言えるアイミーブだが、今後のEV車の開発の礎となった存在なので、伝説の1台とも言えるだろう。

さいごに

いかがだったでしょうか?

個人的には、オデッセイが消滅してしまうのがインパクト大でした。

筆者の免許の取り立て時には、オデッセイブームで友人や知人も乗っていたのを思い出しました。

間違いなく、ミニバンブームを牽引したクルマはオデッセイでしょう。

トヨタのアリオン/プレミオの生産終了も、セダン離れによる時代の流れでしょうが、5ナンバーサイズセダンという枠組みが無くなってしまったことが感慨深いですね。

それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。

この記事の参考URL:https://bestcarweb.jp/news/232878?prd=1

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